政策提言(札幌市)


この会は、不登校等の子どもたちの権利を守り、子どもたちの豊かな成長を願い活動する。

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これまでの運動の成果の1つとして、札幌市がフリースクールへの支援事業として、今年度予算に1600万円の事業費を盛り込みました。

その旨、4月14日付けの毎日新聞に掲載されましたのでご覧下さい。

今後、事業の詳細等が正式に決まりましたら、あらためてアップいたします。
120414毎日(札幌FS支援).pdf

日程的にきびしかったのですが、2011年4月の地方選挙で札幌市議に立候補しようとしている方がたを対象として、「不登校の子どもたちの育ち・学びを支え、最善の環境を整備する政策に関する」アンケート」を行いました。
 送り届けることができたのは、立候補予定者90名中70名弱。当方のミスで「差出人」を記入しなかったことも関係して、回答をしてくれたのは23日現在で32名。その後電話で「趣旨」の連絡をいただいた方もいました。
 アンケート用紙にコメントを記した方もいらっしゃったので、そういうケースについてはPDFファイルとして参照できるようにしました。
 札幌市議をめざす方がたの不登校とフリースクールに関する貴重な問題意識と問題提起を理解することができて非常に意義深いものがあると思います。全体として、私たちの方向と共通であったと思います。
 選挙活動中、きわめて多忙だったにも関わらずご協力いただいた方がたに厚くお礼を申し上げます。
 ただ、前述のミスもあり回収に少々時間がかかるむきもあります。今の公開も「途中」であるとご理解下さい。 (2011.3.25)

なお、この回答についてのまとめ(概要)を『当ネットワークのブログ』に記しています。


【質問事項】
1.不登校をどのようにお考えですか。
 ①.子ども本人の問題(子どもの甘え)
 ②.家庭の子育ての弱さ、子どもを甘やかせている
 ③.現在の学校が子どものニーズ・気分に対応できていない
 ④.引きこもりなどと同じく人間的なつながりが薄れてきている
2.不登校の「解決」をどのようにお考えですか。
 ①.今の在籍校(小中学校)に復帰できることを基本にした対策をたてる
 ②.小中学校をパスしてでも高校進学も含めて多少長期的な学校復帰を想定したい
 ③.「学校復帰」をさしあたり問題にせず社会的に自立できるように長い目で子どもの生き方をサポートしたい。
 ④.特に対策が必要とは思わない
 ⑤.わからない
3.不登校の子どもたちと向き合っているフリースクールの存在をどのように認識されて いますか?
 ①.とても重要な役割を担っている。
 ②.ある程度、必要な存在である。
 ③.公教育が担うべきであり、重要ではない。
 ④.わからない
4.LinkIcon不登校の子どもたちの育ち・学びを支え、最善の環境を整備する政策を実現するための提言書の内容について、どのように考えますか?
 ①.大いに賛同する
 ②.ある程度、賛同する
 ③.あまり賛同できない
 ④.賛同できない
 ⑤.わからない
5.不登校等についてお考えになっていることがあればお書き下さい。

立候補予定者 党 派 選挙区 質問1 質問2   質問3 質問4 質問5
長内 直也
自 民 中央区 1.2.3.4
1
1
2 別紙(pdf)
小形 かおり 共 産 中央区 3.4 2.3 1 1 別紙(pdf)
はせがわ 衛 民 主 中央区 4 3 1 2 別紙(pdf)
伊藤 まき子 市民ネット 中央区 3 3 1 1 別紙(pdf)
坂本 恭子 共 産 北 区 3.4 2.3 1 1.2 別紙(pdf)
林 清治 民 主 北 区 4 3 1 1 別紙(pdf)
宝本 ひであき 民 主 北 区 4 1.2.3 1 2 別紙(pdf)
本田 ゆみ 社 民 北 区 3.4 3 1 1 別紙(pdf)
石川 佐和子 市民ネット 北 区 3 3 1 1 別紙(pdf)
金子 やすゆき みんな 東 区 3 2 1 2  
ふじわら広昭 民 主 東 区 4 3 1 2 別紙(pdf)
太田 秀子 共 産 東 区 3.4 2.3 1 2 別紙(pdf)
宮川  潤 共 産 東 区 3 2.3 1 1 別紙(pdf)
松浦 忠 白石区 1.2.3.4 3 1 2 別紙(pdf)
山口かずさ 民 主 白石区 4 1.2.3 1 2 別紙(pdf)
佐々木 美津子 自 民 白石区 4 1.2 1   別紙(pdf)
伊藤 理智子 共 産 白石区 3 3 1 1 別紙(pdf)
村上  仁 共 産 厚別区 3.4 2.3 1 2 別紙(pdf)
小嶋 裕美 自 民 厚別区 4 2 1 2  
小川 直人 民 主 厚別区 4 1.2.3 1 2 別紙(pdf)
池田 ゆみ 共 産 豊平区 3.4 2.3 1 1 別紙(pdf)
三上 洋右 自 民 豊平区 3 2 2 2  
峯廻 紀昌 民 主 豊平区     1 2 別紙(pdf)
沼端 啓子 市民ネット 豊平区 3 3 1 1 別紙(pdf)
吉岡 ひろ子 共 産 清田区 3.4 2.3 1 1 別紙(pdf)
桑原 透 民 主 清田区 4 1.3 1 2 別紙(pdf)
宮村 素子 自 民 清田区   2.3 2 2 別紙(pdf)
恩村 一郎 民 主 清田区 4 3 1 2 別紙(pdf)
紙谷 恭平 共 産 南 区 3.4 3 1 1 別紙(pdf)
猪熊 輝夫 民 主 南 区 4 1.2.3 1 2 別紙(pdf)
脇元 繁之 無所属 南 区         別紙(pdf)
小須田 悟士 自 民 南 区 1.2.3 3 2 2  
堀川 素人 南 区 電話にて「全面的に協力します」と表明  
三宅 由美 民 主 南 区 4 3 1 1 別紙(pdf)
岩野 美穂 市民ネット 南 区 3 3 1 1 別紙(pdf)
田中けいすけ 共 産 西 区 3.4 2.3 1 2 別紙(pdf)
高橋 秀典 無所属 西 区 4 1 1 1 別紙(pdf)
大嶋 薫 民 主 西 区 3.4   1 2 別紙(pdf)
小倉 菜穗子 市民ネット 西 区 3 3 1 1 別紙(pdf)
小野 正美 民 主 手稲区 4 2.3 1 2 別紙(pdf)
井上 ひさ子 共 産 手稲区 3 2.3 1 1 別紙(pdf)

2010年11月8日(月)、札幌市役所内 市長会議室にて『不登校の子どもの育ち・学びを支える札幌連絡会』より、上田文雄札幌市長へ政策提言書が手渡されました。
IMG_4251.JPG
最初に、亀貝代表から次のように提言趣旨を伝えました。
 『全国12万人、札幌に1,600名の不登校児童生徒がいること、これまで行政は基本として「学校復帰策」を基本とした不登校施策を進めてきたが、不登校の解決にはほど遠いものだったこと。子どもの権利条例を制定した札幌市は、子どもの最善の環境整備の観点にたった施策をすすめてもらいたい。この提言書はそのような趣旨をもつものであり、市民と共に悩み共に考え、共に行動する市長としてぜひ優れたリーダーシップをもって取り組まれることを期待したい。』
 次いで平山るみ子さん(フリースクール等で子どもを育てる親の会)、杉野建史さん(札幌自由が丘学園)、山田大樹さん(漂流教室)、斉藤哲さん(北海道自由が丘学園 月寒スクール)の4名から、それぞれ「提言」の趣旨と「全国に先駆けた不登校政策」を実現されるように努力して欲しい旨の話しがありました。
 これに対して、北原教育長から『教育問題の不登校に関して、どうしたらいいのか、というテーマに一つの回答が示されているように思う。「提言」を参照して考えたい。』と述べられました。
 次いで、これらをまとめて上田市長は次のように述べられました。
 『日頃、困難な事業を進めている皆さんに敬意を表する、と前置きして、教育の問題は社会政策とも関連している。教育関係者だけでなく、いろいろな現場の人たちといっしょに協議して取り組みたい。現在札幌に1,600人の不登校生がおり、全く登校していない子どもが約250人、フリースクールに通う生徒が50数名という状況。中卒以降ではどうなっているかはっきりしない。子どもの権利条例をつくり「未来局」を設置した。ぜひ前向きで取り組んでいきたい。』

LinkIcon北海道新聞 札幌圏(2010.11.9)

LinkIcon毎日新聞(2010.12.3)

 未来に可能性のあるたくさんの子どもたちが、学校になじめず不登校を余儀なくされています。不登校の小中学生は、全国で12万人、札幌市でも1600人もいます。札幌市「子どもの権利条例」の精神からいっても、大人たちがこの子どもたちの自立を支援する意味は重要です。不登校を社会の課題としてとらえ、札幌市は全国に先駆けて、子どもたちにとって最善の環境を実現するように提言するものです。

 ・NPO法人フリースクール札幌自由が丘学園 理事長 亀貝一義
 ・訪問型フリースクール漂流教室 代表 山田大樹
 ・フリースクールそら 代表 遠藤明美
 ・NPO法人北海道自由が丘学園月寒スクール 理事長 吉野正敏
 ・フリースクールこぶし塾 代表 石戸谷栄蔵
 ・NPO法人子どもサポートどろんこクラブ 理事長 金城朝子
 ・PAXミュージックスクール 代表 金田一仁志
 ・フリースクール等で子どもを育てる親の会 会長 平山るみ子
 ・アーベルの会(不登校の子どもをもつ親の会)代表 石戸恵美
 ・石狩かめの会(不登校と教育を考える会)代表 井口典子

     事務局 〒060-0908 札幌市東区北8条東1丁目3-10
     NPO法人フリースクール札幌自由が丘学園内
     TEL(011)743-1267 FAX(011)743-1268

『提言の説明』は、以下のリンクよりダウンロードできます。

LinkIcon提言の説明(2010.11.8).pdf

『提言書』は、以下のリンクよりダウンロードできます。

LinkIcon提言書(2010.11.8).pd

今回の提言書について広くご意見、ご感想を募集いたします。

上記リンクから、提言書をダウンロードしてお読みいただき、みなさまのご意見やご感想を下記のフォームよりお寄せ下さい。(フォーム表示までお時間がかかる場合がございます。)

いただいたご意見・ご感想については、連絡会にて読ませていただき、今後の活動の参考にさせていただきたいと考えております。

※まれに送信できない場合がございます。お手数ですが、一旦他ページに移動し再び『政策提言ページ』に戻り試みてください。

市民のつどいを開催

〜不登校の子どもたちのために最善の環境を求める市民のつどい〜

日 時:12月18日(土)10:00〜11:30
会 場:札幌市民ホール第一会議室(北1条西1丁目)
内 容:・「提言」の内容等その特徴についての説明(事務局)
    ・各分野の人たちからの発言と討論(フリースクールスタッフ、父母、学校の先生、研究者)

 「不登校の子どもの育ち・学びを支える札幌連絡会」が、11月8日上田札幌市長に提出した「不登
校の子どもたちのために最善の環境をつくる政策」をという提言書の趣旨を広げ、これを実現する意義のつどいでした。40人近いさまざまな分野の人たちにご参加いただきました。
 提言の趣旨(不登校の子どもたち、フリースクールに通わせる場合の経済負担、現実にフリースクールが支えている子どもたちの状態)、「認定フリースクール」のシステムを提起しましたが、これにもとづいて、特に中学校の先生から子どもたちの学びの多様なあり方を考えていきたい、そのために提言書を学校現場でもしっかり学習したい旨の発言があり、フリースクールと学校との、まさに子どもの最善の環境という観点での連携の意義が再確認されたのではないかと思います。教育大の村山元学長も参加され、市長の政策だけでなく、教育委員会や未来局などの具体的な施策の中に提言書の内容が含まれていくように取り組むことの意義を強調されました。
 わずか1時間半ではありましたが、いろいろな立場からの重要な問題提起がなされてました。
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