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| ■ サッカー・Jリーグ論 |
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サッカーとはおもしろいものだ。これだけ長くサッカーに携わっていても、試合を見ればみるほどわからなくなる。指導者としての自分の未熟さが見えてくる。それがすべてわかった時には、totoの予想屋ができるようになるだろう。そうか、totoの予想屋は、指導者より高次元の仕事だったのか。
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2002年 W杯が終わって
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毎年、自分でオフにイタリアに渡って整理するけど、ますますサッカーって分かんないなあと思う。
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2002年。岡田監督は毎年イタリアに行き、リッピやアンチェロッティと意見交換もする
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「サッカーとは何ですか?」 という禅問答のような質問を受けることがある。私は、いつも「サッカーとはバランスです」とよくわからない答えではぐらかす。
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2002年 蹴球日記で
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W杯は戦争だ、と言う。確かに激しい戦いです。でもね、どこかでこれはスポーツである、喧嘩ではなくスポーツ最高峰の戦いなんだ、その一線を残しておかないとね。戦争なんだからなんて、むしろきれい事だと僕は思ってます。
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W杯を終えて、1998年
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城が帰国して空港で水をかけられた。イタリアにいましたが、すぐに電話で報告があった。許せませんでした。W杯に行って戦う気持ちのない選手、負けてもいいと思ってる選手なんていますか。サッカーの代表選手というのは、その国の社会、国民性、文化、歴史、伝統、これらすべてを反映しているんです。もし選手1個人を、がんばりが足りない、やる気がない、と批判するなら、その批判をするあなた自身をも反映しているんですよ、と。
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W杯を終えて、1998年
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今でこそオリンピックに野球が入ったりしましたけど、基本的に国内の中で戦っていくスポーツだったですよね。そこでお客さんが来て興行は成功してプロが成り立っていけばいいというところがサッカーと根本的に違うかなと。野球を真剣にやっておられる方にとってはアレなんですけど、ある見方をすれば、人気があって、お客さんさえ来れば、野球の質が落ちたって、問題はない。サッカーの場合は質が落ちると、世界とのナショナルチームの戦いで勝てなくなるんですよ。
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野村克也監督との対談で、1998年
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日本だけで完結するならいいけど、サッカーは世界と勝負しなくちゃいけない。大きな勘違いをして、人気があるというだけで給料を出しすぎたのがJリーグがあらぬ方向に行ってしまった原因でしょう。
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W杯予選後、代表のメディア露出について、1998年
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日本のサッカーは着実に伸びてきていると思う。いきなり高いところを目指すのでなく、確実にベースを上げていくことの方が大事で、そのためには指導者の育成と若手の育成しかないと思う。
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エメ・ジャケ氏との対談の中で、2000年
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結果としてよくやったと思いますよ。けど、隣がもっと大きな家を建てちゃったから。結局、いちばん割を食ったのはトルシェじゃないですか。
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W杯・日本のベスト16について、2002年
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僕の場合は、そういう事を何度協会に言っても分ってもらえなかった。
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W杯での協会による現場へのサポートの薄さを嘆き、2000年
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日本人が一番劣るのは判断力だと思う。ただ今の若い選手の中には、自分で判断できる選手が出てきた。彼らは技術が高いだけでなく、いろいろな可能性があると思います。しかし残念なことに、彼らは本気で戦うということを知らない。いい生活をしてきたお坊ちゃんというイメージがある。
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エメ・ジャケ氏との対談の中で、2000年
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アイルランドの試合は技術的には少々下手でも愚直なまでのひたむきさを発揮して闘っていた。国のプライドを賭けて、他人の目を気にせず、必死に走りまわっている姿は美しかった。それに比べて、Jリーグの選手は最近、他人の目ばかり気にしてカッコつけているところがある。あれはあんまり好きじゃない。
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2002年W杯を振り返って
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意義ということは、彼らは何も考えてないと思う。日本のサッカーのためだとかね。変な意味で言えば、これだけみんな海外行ってJリーグの人気が落ちていったら、それこそ逆に日本のレベルが下がることだって起こりうると僕は思いますからね。
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日本人の欧州進出の意義を問われて、2002年
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海外に出るってことはやっぱり夢だと思う。今のJリーグの現状を考えるとね。それは決して悪いことじゃないと思うんだけど、本当に来いっていうんじゃなくて、スポンサー絡みで「向うで力をつけます」って感じになっちゃうとね。違うんじゃないかなっていう気はするけどね。
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日本人の欧州移籍について、2003年
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日本は、ユースだ、オリンピックだと騒ぎすぎ。フル代表に入ってナンボの世界なんですよ。欧州では23歳以下の試合なんて小さな記事にしかならない。まあユースや五輪代表が注目されるのも、決して悪い事じゃないけど、監督はフル代表クラスを基準に考えているわけで、選手もそれをかんがえなきゃ。
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坂田、阿部らユース代表選手について、2003年
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川淵チェアマンは代表が勝つためにJリーグを創ったと言っていましたけど、僕は逆で、Jリーグが成功するために代表が勝たなくてはいけないと思っていました。
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代表監督時を振り返って、2001年
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正直いって、サッカーの現場で指導をしたり、プレイをしている者にとっては、「理念」というものは、 直接的には関係のないものなんです。地域のスポーツ文化の振興とか、企業スポーツからクラブ・スポーツへの転換といっても、一生懸命サッカーをやり、明日の試合に勝つことに必死なんですからね。でも、そんなふうにサッカーだけに邁進していることが、結果的にサッカー人気で騒がれるだけに終わらず、「理念」 の実現に結びつくというのは素晴らしいことで、やりがいのあることといえますよね。だから、やっぱり「理念」というのは、凄く重要なことなんです。
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インタビューでJリーグの理念について問われ、1999年
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引分け導入自体は悪くない。国際的にも一般的だしね。でも、だったら1シーズン制にしてほしい。15試合で前期後期だと、ひとつのシュートミスで生じた1度の引分けが、優勝を左右することになりかねない。
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2003年シーズン開幕前に
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天皇杯の大会へのモチベーションについては、毎年いわれる。この大会は転換期に来ていると私も正直思う。
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天皇杯初戦に勝利して、2003年
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ウチのチームは確かに退場者が多い。いったいなぜかと思い、全試合の退場シーンをビデオで見返したところ、本当にファールの場面は4つしかなかった。つまるところレフェリーがおかしいということだ。日本の場合、少しおかしなジャッジがあって、身振りなどで抗議するとすぐ、カードが出る。ゲームをコントロールするにあたって、ゆとりがまったくないからだ。レフェリーは悪法も法なりで裁く裁判官じゃない。お互いにいいゲームを作り出す仲間だと思っていたのに、今は敵だと思うようになってしまった。
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2004年、審判について
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