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5/13 2007
初完封■プリンスリーグ Group A 6節 前橋育英高 0-2 横浜 横浜の得点:高久朋輝(3分) 水沼宏太(22分) GK:16 佐藤峻 DF: 4 奥山正洋 DF:13 甲斐公博 DF: 7 金井貢史 DF:36 岡直樹 (86分 2 中島ファランパリス) MF: 6 西脇寛人 MF:19 荒井翔太 (86分 18 佐藤優平) MF: 9 水沼宏太 MF: 8 高久朋輝 (71分 11 出口将司) FW:10 斎藤学 FW:14 端戸仁 (80分 15 曽我敬紀) SUB 1 当銘裕樹 5 中里太郎 12 松尾康祐 26 亀谷賢秀 関東プリンスもグループリーグ残り4試合。現在首位の市船との勝点差は4、2位の東京Vにも2差を付けられ3位。最終節に市船との直接対決は残すものの、自力で2チームを上回る目は既にない。 後は残り全てに勝ち続けて上位の取りこぼしを待つしかない状況。 今日の相手はトップの松田直樹と大島秀夫の母校でもある群馬の強豪、前橋育英高校。試合は育英の高崎グラウンドで行われた。 ![]() 横浜から電車で最寄り駅まで2時間30分、新幹線を使っても1時間30分以上とそれ程アクセスの良くないアウェイゲームにも関わらず、高崎の人工芝グラウンドには40名前後のマリノスサポ・ファンが集まった。 ![]() 試合開始前のグラウンドには、先発組に混じってアップする金井の姿が。前節の東京V戦で負傷退場したが、幸い大事には至らなかったようだ。 ![]() 今日の先発はGKが佐藤峻。4バックが右から金井、成田、甲斐、岡直樹。ボランチはキャプテンの西脇と荒井、2列目に宏太と高久。2トップに端戸と学の 4-4-2。 開幕以来右SBを務めていた奥山は遠征には帯同していたものの体調不良でメンバーから外れ、ここ2試合はCBに入っていた金井が右SB。成田がCBとしてプリンス初先発。 それ以外はここ2試合と変わらぬ 4-4-2 の布陣。 試合は開始早々の3分、右サイドをオーバーラップした金井を起点に相手エリア前で学、宏太とつながり最後は左サイドの高久が受けて右足でシュート。ややミートし切れず力のないボールだったが、相手GKの手をかすめて右ポストギリギリに転がり込み先制。 6分には左の高久から右へサイドチェンジ。宏太が受けて持ち上がりクロスをあげると、ファーサイドに詰めていた高久がボレー。GKが弾いたボールを端戸がシュートするが右に逸れる。 9分には自陣中央スルーパスを通されピンチになりかけるが金井が良いカバリングを見せて事無きを得る。 序盤は内容的には五分の展開。 19分、相手陣内中央でルーズボールを拾った宏太が相手GKの位置を見てループ気味のミドルを放つがGKがキャッチ。直後、カウンタからスルーパスを自陣右サイドに通されるが、GK佐藤が1対1を阻止。 21分には自陣エリア付近での育英FK、クイックリスタートでフリーで抜けそうになる選手を高久がカバー。 前節の東京V戦では守備の軽さがやや目に付き前半で退いた高久だが、今日は先制点を決めただけでなく攻守に献身的な動きを見せ、守備でもしっかりと身体を張りチームに大きく貢献した。 22分、端戸からのパスをフリーで受けた宏太がエリアに入ったところでシュート。あまりに呆気なく入った追加点、宏太ら選手達も喜ぶ姿を見せなかったためオフサイドかと思われたが、フラッグは上がらず主審はゴールのジェスチャー。 前半の早い段階で2点のリードを奪う。 照り付ける強い日差しの中、マリノスの選手達はよく走り前線からのプレスが機能した。主将の西脇は大きな声を出し、今日は自ら先陣を切ってボールホルダーにチャレンジする姿を見せてくれた。 31分、自陣への単純な山なりのボールをCB成田がクリアし切れず、2ndボールを育英選手にフリーでヘッドを許すがミートせず。 32分、自陣からの荒井のロングフィードに長駆した宏太が右サイドエンドラインギリギリで追いつきダイレクトでクロス。エリア内中央で受けた端戸がトラップから反転シュートするもGKの正面。 37分、育英選手が強引なドリブルで自陣エリア内に侵入するが最後は荒井が対応しCKに逃れ、このCKはGK佐藤がしっかりキャッチした。 41分、相手陣内でフォアチェックに行った学が相手のミスを誘い、エリアにこぼれたルーズボールに詰める。飛び出したGKより先にボールに触ったところでGKのスライディング足が入り倒されたがホイッスルはなし。明らかにPKに相当するプレイに見えたが、主審も前半で 0-3 となる笛は吹きにくかったか。 42分にも学が左サイドをドリブルで持ち上がり、右へサイドチェンジ。これを受けた右SB金井からのクロスにエリア内の端戸がヘッドで合わせるもミートし切れずGKへ。 43分には左サイドで学、高久、荒井、岡とつなぎ、最後は再び学が受けてクロス。ファーサイドで宏太が絶妙なトラップを見せ、ピタリと足下に納めてシュート。しかしこれはGKがブロック。 直後に育英が速攻を仕掛けるが、マリノスは全員が素早く自陣に戻り、荒井と金井が相手FWの走りこむスペースを埋めてこれを阻止。全員の守備意識の高さが窺える良いシーンだった。 ロスタイムにも学のミドル、そこから得たCK、エリア外右45度からの宏太の直接FKなど追加点のチャンスはあったが、決定的な3点目は奪えずに前半は2点リードで折り返し。 後半開始からのメンバーチェンジは無し。開始直後の46分、中央でルーズボールを拾った高久が左サイドへ展開。学がスルーしたボールを岡が受けて相手DFに仕掛けるが突破できず。 47分には後方からのフィードに端戸が競り、こぼれ球を学がループ気味に狙うがバーを越える。 49分には宏太からのパスを受けた荒井がタメを作り、右サイドを上がった金井へ。クロスが上がるがシュートは打ち切れず。 直後にもルーズボールから荒井が左足の鋭いミドルを放ったが左に逸れる。 後半も前線からのプレスが機能し、序盤から立て続けにチャンスを作るが追加点は奪えず。 51分、自陣右サイドからの育英FKはニアでヘッドを許すがサイドネット。 53分、前線でボールを奪った宏太が右からクロス。エリア内で端戸が受けてターンからシュート体勢に入ったところで潰されるがPKは無し。 54分、宏太が中央をドリブルで持ち上がると学が前線でウラを狙う動きを見せるが宏太は積極的にミドルを放つ。しかしこれはGKがキャッチ。 直後の55分、中央を崩されて自陣右サイドエリア内でフリーの選手を作ってしまうが、GK佐藤が至近距離からのシュートを阻止。 最後尾からの指示でDFを動かしピンチを未然に防ぐという面では課題を残す佐藤だが、相変わらず抜群の反射神経で至近距離からのシュートには今日も絶対的な強さを見せた。 57分、オーバーラップした金井からのクロスに学がファーに詰めるもDFがその前でカット。 58分、宏太のCKがファーに流れたところを荒井が拾って再びクロス。ファーサイドで学がヘッドもミートし切れず。 60分には荒井がインタセプトからゴール前中央へスルーパス。学と端戸が反応し、DFと交錯しながら端戸が競り勝ちシュートするもバーの上。 62分、自陣右サイドで金井が育英選手からボールを奪ったが、再び奪い返されてシュートを許す。しかしこれもGK佐藤が鋭い反応で阻止。 直後の63分、左サイドでボールを受けた学がDFと1対1で対峙。鋭いカットインでこれを外し振りの速いシュート。これは惜しくもバーを叩いたが、前を向いて自分の間合いでボールを持った学はファウルでしか止められない。 このこぼれ球を宏太が拾い、マイナスのパスを西脇がミドルレンジから狙ったがバーを越える。 64分には端戸が巧みなキープからスルーパス。学が受けて右サイドに展開、宏太がキープし外を回り込んだ学にリターン。クロスをファーサイドで端戸がヘッドで折り返し、高久が詰めるがGKがキャッチ。 66分、カウンタからスルーパスに抜け出されピンチとなるが、成田が最後まで追いかけてプレッシャーを掛け、シュートはGK佐藤が三度阻止。 直後にも自陣左サイドでの守備のズレからシュートを許すがGK佐藤がしっかりとキャッチ。 67分、右サイドでボールを受けた高久が突破からクロス。ファーサイドで宏太がフリーで受けるがシュートコースを消され中央の端戸へ。パスを受けた端戸はいつものように巧みなキープからシュートを窺うが結局打ち切れず。 目まぐるしく攻守が入れ替わり互いに決定機を得るが、両者共に得点は奪えないまま後半も半ばを過ぎる。 71分、非常に良い働きを見せた高久を下げてFWの出口将司を投入。端戸がトップ下に下がり、出口の1トップ・3シャドーの形になる。 77分、端戸からのスルーパスに学が抜けかけるがGKがキャッチ。 照り付ける日差しと暑さの影響で、互いにややイージーなミスが増える。 しかし学と宏太はこの時間帯になっても前線からのプレスを続けていた。 80分、端戸に代えて曽我を投入。曽我は宏太と2列目に入り、学と出口が2トップ。再び 4-4-2 の形に戻す。 82分、曽我が左サイドを突破、中央に流したところを宏太がシュート。こぼれ球に曽我と宏太が突っ込む。この交錯プレイで曽我が傷んだが、すぐにプレイに復帰。 84分、宏太のパスを受けた出口が反転し強引にシュートまで持っていったが、これはバーを大きく越える。 86分、ボランチの荒井に代えて佐藤優平、左SBの岡に代えてパリスをそれぞれ同ポジションに投入。 87分、代わったばかりの優平が鋭い出足と当たりの強さを見せて相手陣内でボールを奪うと、すぐさま前線にスルーパス。これを受けた宏太は打ち切れず、中への折り返しはDFがカット。 優平は短い出場時間ながら、何気ないカバリングなどでも良い動きを見せた。 結局後半はスコアは動かず、試合は 2-0 のままマリノスが勝利。 ![]() 試合終了後は体調不良で欠場した奥山もマスクに冷えぴたシートの完全武装の姿で現れ、全員で整列しサポと共に凱歌をあげた。 ![]() 5/6 2007
誰がそのボールに行くのか■プリンスリーグ Group A 5節 東京V 2-2 横浜 東京Vの得点:河野広貴(25分) 高木善朗(41分) 横浜の得点:斎藤学(16分) 端戸仁(70分) GK:16 佐藤峻 DF: 4 奥山正洋 DF:13 甲斐公博 DF: 7 金井貢史 (3 成田進太郎) DF:36 岡直樹 MF:19 荒井翔太 MF: 6 西脇寛人 MF: 9 水沼宏太 MF: 8 高久朋輝 (HT 15 曽我敬紀) FW:10 斎藤学 FW:14 端戸仁 SUB 1 当銘裕樹 2 中島ファランパリス 5 中里太郎 18 佐藤優平 12 松尾康祐 26 亀谷賢秀 11 出口将司 東総での勝利から中2日。雨のヴェルディグラウンド、人工芝コートでプリンスリーグ5節・東京V戦が行われた。 ![]() トップのアウェイ鹿島戦とのハシゴは時間的に厳しい事もあり、いつもよりもサポの数は少な目。それでもトップの試合に遅れる事も厭わず、この大一番に参戦した者も数名。雨の中でも弾幕とバンデーラが張られ東京Vサイドより大きな声援がピッチに送られた。 ![]() 今日の先発は前節の鹿島学園戦と全く同じ布陣。GKが佐藤峻。4バックが右から奥山、甲斐、金井、岡直樹。ボランチはキャプテンの西脇寛人と荒井、2列目に宏太と高久。2トップに端戸と学の 4-4-2。 今季序盤から怪我で離脱していたGKの当銘が今季初めてベンチ入りした。 小雨の降る中、試合開始。序盤は東京Vが後方からのビルドアップにミスが目立ち、ややマリノスペース。16分、相手最終ラインのボールホルダーにチェックに行った学がボールを奪い、中途半端な位置取りとなったGKの脇を抜いて先制。 先制後もペースを握り、何度か惜しいチャンスを作るが追加点を奪えず。 すると徐々に東京Vが落ち着きを取り戻し、しっかりボールをキープしドリブルとパスを併用しながらマリノス陣内に押し込んで来る展開となる。 これまでの4試合とは技術的に数段上回る相手に対し、マリノスの選手はどこでボールを獲りに行くのかハッキリせず、自陣に入られても全員がボールウォッチャーとなり誰もボールにチャレンジに行かない場面があまりに多過ぎた。 後手に回って飛び込んだところをかわされ守備陣形を崩される場面が続き、25分にクロスのこぼれ球をエリア外から叩き込まれ同点ゴールを許す。 現在のリーグにおける勝点差を考えても勝ちに行かなければならない試合だが、追いつかれてもマリノスの足は動かない。 ボールホルダーに対し誰かがチャレンジしなければ押し込まれる一方なのだが、GKの佐藤も含め、声をかけ合って守備を受け渡したりといった基本的な事が今のチームはあまりに疎かになっている。 主将の西脇は本来、真先にボールに行って能動的な守備の先陣を切るタイプであるはずなのだが、前半は自分がかわされた後のリスクに躊躇したか、足を止めて見てしまう場面が目に付いた。カバリングセンスに長けた荒井や金井がいるのだから、西脇には猛犬のようにボールホルダーに噛み付いて行く姿を見せて欲しかったのだが…。 自陣深くでボールを奪った後も、あまりにキレイに崩そうとする今季攻撃陣の悪癖が今日も露見。 雨の人工芝を考えれば、もっと簡単にDFとGKの間にクロスを入れても良いし、相手GK前でバウンドするミドルを狙っても良かった。 ユースは確かに育成カテゴリで、目先の勝利に拘り過ぎずに理想高く内容を求める事も大切かもしれないが、相手の嫌がる事は何かを考えて実践する狡猾さもプロを目指すなら身に着けてしかるべきではないか。 41分、再び東京Vに中央を崩されて逆転弾を許す。 前半は一度覆った流れを押し返す事ができないまま 1-2 で折り返した。 ハーフタイムから強くなった雨の中、後半開始からマリノスは再び前からボールを奪いに行く勇気を見せ始める。高久に代わって入った曽我が身を投げ出してボールにチャレンジし、端戸や学も相手GKまでプレッシャーをかける。荒井と西脇がセカンドボールにしっかり身体を張る。 それらのプレイが東京Vから余裕を奪い、ミスパスを誘いマイボールとなる頻度が上がる。 しかし今日のマリノスは雨の人工芝というコンディションも影響したか、奪ってから最初のパスにミスや出し手と受け手のズレが目立ち、なかなか決定機まで至らない。 チームの中軸である宏太も余裕を欠いたプレイが目立ち、難しい方・狭い方を選択する判断ミスがやや目に付いた。 そんな中、前節に続き最終ラインで良いカバリングを見せていた金井が相手選手との接触で負傷退場となる。 急場は曽我が右SBに下がり、奥山がCBにズレて対応。 1人少ない状況下でも尚も宏太を中心に果敢に攻め続けたが、なかなか同点ゴールが奪えない。 至急アップを済ませた成田をCBに投入。曽我と奥山は元のポジションに戻る。 69分、GK佐藤からのフィードを受けた端戸が相手DFと潰れ、こぼれ球を拾った宏太がエリア内で倒されてPKを獲得。 端戸が落ち着いて決めて 2-2 の同点に追いつく。 勢いをかって逆転を狙いたいマリノスだが、東京Vも落ち着きを取り戻し、シンプルにサイドの高い位置に起点を作りプレスを回避しつつ勝ち越しを窺って来る。 サイドに開いた相手FWがボールを受けた際のSBとボランチの受け渡しが徹底出来ないマリノスは、何度かサイドからチャンスを作られる中で逆転の気勢を削がれてしまった。 終盤は後半立ち上がりからの活動量も陰りを見せ、勝越し点こそ許さなかったものの逆転ゴールを奪えないまま試合終了。 高円宮杯出場権獲得、プリンス三連覇に向けてどうしても勝ちたかったこの試合を引分けで終える事となった。 ―― 今日はメモを取らずに観戦したので短くまとまったものの、やたら説教臭い内容になってしまいました。しかし所詮これは前フリに過ぎません。 プリンス5節、どうしても勝ちが欲しかった東京V戦は残念ながら引分けに終わりました。 東京Vとの勝点差 2は変わらず、前橋育英に勝利した市船との勝点差は4に拡がりました。 全9節のプリンスリーグも半分以上を消化した形となり、首位・市船との直接対決は最終節まで残しているものの、連覇はおろか高円宮杯出場権獲得も厳しい状況になりつつあると言わざるを得ません。 また、今日の試合で負傷退場した金井の状態も気になるところです。チームにとっても勿論欠かせない主力選手ですが、8月にはU-17W杯を控えています。 間違っても長期離脱などという事にならない事を祈るばかりです。 今季は試合によっての出来・不出来にムラが目立つ宏太ですが―― サイドを中心にシンプルに試合の流れに絡んでいた昨季の形から、今季は2列目中央付近を主戦場としながらチャンスメイクをし、昨季以上にゴール前に顔を出して数多くシュートを放ち、時に下がってサイドチェンジなどでビルドアップを行い、且つ前線からのチェイシングも献身的に行う―― とチームの中軸・エースとしてあまりに多くの負担を自ら背負い込んでいるために、時にオーバーフローを起こし、プレイに余裕がなくなり判断ミスが増えるものと推察します。 けれどこれは悪い事だとは思いません。宏太は今までも自分で課題を見つけて乗り越えて来た選手ですし、性格的にもそれで潰れるような選手ではないと思います。彼がプロを目指す以上、意識高く自らに負担や課題を課す事はむしろ必要不可欠な事。 後はチーム状況も鑑みつつ、あまりに負担過多になり過ぎないよう監督やチームメイトがサポートしてあげれば、今の苦しみは将来の宏太にとって大きな糧となると私は考えます。 ――さて、プリンスリーグ・グループリーグも残り4試合となりました。現在の順位・勝点状況や今後の日程は プリンスリーグ 公式サイト で確認頂くとして、次節は1週間後の日曜日、での前橋育英高戦です。 来週はトップの試合は土曜日ですので、遠方の試合ですが再び多くのサポが集結してくれるものと思います。 高崎グラウンドへのアクセス情報ですが、適当な参照サイトが見当たりません。マイカーで行く場合は高崎IC.で降りて高崎市内方向、最初の信号を右折してすぐ。 公共機関利用の場合は、JR高崎駅からタクシーで10分(約1800円)。横浜から高崎駅までは湘南新宿ラインを利用すれば乗り換えなしで、ほんの2時間30分です。片道2,210円ですが、ホリデーパスを利用すれば熊谷までは往復2,300円で行けます。 高崎駅から現地までは路線バスも利用可能らしいですけど、最寄バス停やバス会社・路線がよく分りません。 まあその辺は、去年もプリンスで高崎グラウンドに行っている マリノスとマリノス の人が今日の試合の詳細も含めて一両日中にもアップしてくれる事でしょう。 残り4試合、全勝しないと中の人とあなたの夢、「元日の国立でトップとユースの天皇杯決勝戦」 が夏を待たずに夢のままで終わってしまいかねません。是非とも現地での後押し、よろしくお願いいたします。 5/3 2007
おかえり西脇■プリンスリーグ Group A 4節 鹿島学園高 1-6 横浜 鹿島学園の得点:川上翔太(58分) 横浜の得点:端戸仁(6分) 斎藤学(24分) 水沼宏太(44分、51分、74分) 出口将司(89分) GK:16 佐藤峻 DF: 4 奥山正洋 DF:13 甲斐公博 DF: 7 金井貢史 DF:36 岡直樹 MF:19 荒井翔太 (63分 18 佐藤優平) MF: 6 西脇寛人 (70分 3 成田進太郎) MF: 9 水沼宏太 MF: 8 高久朋輝 (61分 15 曽我敬紀) FW:10 斎藤学 (74分 11 出口将司) FW:14 端戸仁 (81分 26 亀谷賢秀) SUB 21 松内貴成 24 臼井翔吾 5 中里太郎 27 榎本大希 東京駅から高速バスで1時間30分。初夏を思わせるような強い日差しの下、千葉の東総運動場でプリンスリーグ4節・鹿島学園高校戦が行われた。 ![]() この日の夜には日産スタジアムでトップのリーグ戦も開催されたが時間的にハシゴが可能であった事もあり、スタンドにはいつもとほぼ変わらないサポが集まり、多くの弾幕やバンデーラが張られた。 ![]() 今日の先発はGKが佐藤峻。4バックが右SBに奥山、CBは甲斐と金井のU-16アジア選手権代表コンビ、左SBに1年の岡直樹。ボランチはキャプテンの西脇と荒井、2列目に宏太と高久。2トップに端戸と学。 今季公式戦の先発では初めて 4-4-2 の布陣で臨んだ。 ![]() 昨季中盤から今季序盤にかけ、ほとんどの期間を怪我で離脱していた西脇がようやくピッチに帰ってきた。 闘志を全面に出して戦える、マリノスユースでは稀有な存在。主将に任命された今季、精神面でチームを牽引して欲しい。 試合は序盤の6分、相手最終ラインに学がプレスに行き、相手DFと潰れる。そのこぼれ球を端戸が拾いGKと1対1になると、冷静にこれを決めて呆気なく先制。 直後の7分には西脇が中盤でボールを奪うと、相手GKの位置を見てハーフウェイ付近からロングループを狙うがコースが甘く、下がったGKがキャッチ。 強い日差しに風がほとんど吹かない事も重なり、マリノスは前半から攻守に運動量が少なく、集中力を欠いたプレイも散見された。 9分には自陣左サイドコーナーアーク付近でクリアミスを奪われ、中に切り込まれグラウンダのクロスが入ったがGK佐藤がキャッチ。 13分にはCKで中央にフリーな選手を作ってしまいヘッドですらされるが、これに合わせる選手はおらず事無きを得る。 公式戦初先発となった左SB・1年の岡直樹は時折自信なさ気なプレイも見せるものの、攻守に奮闘しまずまず無難なデビューを飾った。 CBとして起用された金井が、中央から左サイドタッチライン付近までピッチ半分を手広くカバーして岡をフォロー。 ゲームの流れを読み、相手のパスコースに素早く入る事が出来る金井ならではの守備範囲と安定感。CBが彼の天職だとは思わないが、改めてサッカーセンスの高さを見せてくれた。 久し振りに公式戦のピッチに戻った西脇は、暑さでダレ気味な選手達を大きな声で鼓舞し続け、自身は積極的にボールにチャレンジし中盤を維持した。 怪我人と代表離脱が続いた昨季終盤、西脇がいれば―― と何度思った事か。 今季も苦しい局面でこそ主将・西脇の存在感は際立つ事になるだろう。 19分、ボールを奪った高久が宏太とのパス交換から左サイドを抜け出しクロスを上げるも、DFにあたりCK。 21分には自陣インターセプトから宏太が学とのワンツーで左サイドを抜け出しクロス。逆サイドに走り込んでいた高久がフリーで受けてシュートを狙うもバーを越える。 前節はボランチで前半途中から出場し、悪くないプレイを見せた高久は今日は2列目で61分までプレイし、何度かチャンスに絡んだ。線が細くやや軽さが見られる高久は、やはりボランチより2列目でフィニッシュに絡むアイデアとスキルを生かした方が良いのではないか。 24分、奥山の自陣からのフィードを前に出た相手GKがキャッチミス。カバーに入ったDFに学が競り勝ち、無人のゴールにヘッドで流し込んで追加点。 2-0。 27分、CKをキャッチした鹿島学園GKが低いフィード。センターサークル付近に残っていた岡がダイレクトで跳ね返すと、右サイドフリーの端戸に渡る。ドリブルで持ち上がりマイナスの折り返しを宏太がシュートするもバーを越える。 33分、自陣ゴールから25m付近で鹿島学園のFK。鋭いシュートが飛んだがボールはサイドネットへ。 マリノスと同じ 4-4-2 の鹿島学園は最終ラインから放り込む事なく丁寧にビルドアップしようとするがパスに精度を欠き、暑さでマリノスのプレスはあまり機能していないが崩し切れない。 41分、自陣左サイドから中に切れ込もうとする相手選手を岡が好守で阻む。 42分、クリアミスを拾った高久が端戸にスルーパス。端戸のシュートはDFがブロック。 2点目以降は大きな展開が減り、狭いところ・難しいところを崩そうとする今季攻撃陣の悪癖が顔を覗かせたが、前半ロスタイムに追加点が生まれる。 左サイドでスローインを受けた端戸がヒールパス。これを受けた学もヒールで流し、宏太が左サイドを抜け出しエリアに侵入。角度のないところから放たれた左足のシュートが逆サイドネットに突き刺さる。 前半は 3-0 で折り返した。 後半開始直後、前線から端戸がプレスをかけると宏太が連動。長い距離を走って相手にプレッシャーをかけてボールを奪取すると学が受けて右サイドを突破。DFに併走されながらシュートを放つが力なくGKがキャッチ。 47分、鹿島学園の右SB 阿渡が2枚目の黄紙を受けて退場。 ハーフタイムに気合を入れ直したのか、マリノスは後半立ち上がりは全員が声を出し、前からのプレスも機能した。 50分、学が前線でチェイスからボールを奪うとGKの位置を見てミドルを放つ。バーすれすれに飛んだシュートはGKがかろうじてCKに逃れる。 51分、右サイドでボールを受けた高久が素晴らしいサイドチェンジ。これをフリーで受けた宏太がエリア外から右足で強烈なミドル。これが決まって 4-0。 序盤の退場者と追加点で完全に勝負の趨勢は決したが、マリノスは攻撃の手を緩めない。 52分、学が強引に左サイドをタテに突破し折り返し。混戦の中、端戸がシュートを放つがDFがブロック。 53分、奥山の自陣からのフィードを受けた端戸がミドルを狙うが力無く右に逸れる。 55分、サイドチェンジを受けた左サイドの岡がタテに勝負してクロス。中央の端戸にピンポイントで合ったが、ヘッドは惜しくも左に逸れる。57分、カウンタから学が抜け出しタテにスルーパス。これに高久が走り込み角度の無いところからシュートを放つが左に逸れる。 立て続けにチャンスを作り何本もシュートを放つも追加点を奪えない中 58分、一瞬の隙から自陣右サイドにスルーパスを通され、中途半端に出てしまったGK佐藤が外されて逆サイドネットに流し込まれる。 4-1。 直後の59分にも鹿島学園に中央突破を許し、エリア内で抜け出した相手選手とGK佐藤が交錯。佐藤は身体で止めに行ったようにも見えたがファウルは取られず。 60分、高久に代えて同じポジションに曽我を投入。 61分、代わったばかりの曽我がフリーで抜け出しエリア内に切り込みながらシュートコースを探すが打ち切れず。 直後には端戸のパスを受けた宏太がエリア内・右サイド角度の無いところから得意の右足アウトにかけたスライダーシュート。これはGKが弾く。 62分、荒井に代えて同じ位置に佐藤優平を投入。 66分、自陣右サイドを抉られ、西脇が振り切られてクロスが上がるが中の選手には合わず。 68分には宏太が右サイドを突破しクロスを上げるがDFがCKに逃れる。 70分、西脇に代えて長身CB・成田進太郎を投入。金井がボランチに上がる。 74分、右サイドに流れた金井がタテに突破。エンドライン付近からキッチリ中を確認して折り返し。中央の宏太が右足ボレーでゴールネット上部に突き刺して 5-1。 75分、学に代えてトップに出口将司を投入。 直後のプレイ、端戸が右サイドから超絶キープでエリア内に切れ込む。こぼれ球を宏太がシュートするが枠を捉え切れず。 76分には端戸の右CKをファーサイドの金井がヘッドで合わせたが、これも枠外。 78分にはカウンタからボールを受けた出口が左に2人フリーの選手がいるのも厭わず自らシュート。これはバーを越えてしまったが、FWとして強引にシュートに行く姿勢は頼もしい。 80分、ボランチの優平から右サイド開いた宏太へナイスパス。宏太は中に切れ込みDFと1対1。股抜きを狙うがこれは失敗。 81分、端戸に代えて今季加入の2年生FW・亀谷賢秀を投入。 82分、その亀谷が左サイドを強引に突破。クロスはDFに当たりCK。 84分、相手陣内でのスローインを起点に右サイドを突破。亀谷からのクロスは中央で良い動き直しを見せた出口に僅かに合わず。 86分、宏太のタテパスを受けた出口が反転しDFをかわしてシュート。GKが触って僅かに左に逸れる。 88分には右サイドを上がった亀谷から中央の優平を経由して左サイドフリーの曽我へ。シュートは枠を逸れる。 後半ロスタイム、出口からパスを受けた亀谷が左サイドをドリブルで持ち上がりシュート。DFに当たったこぼれ球を詰めていた出口がエリア内で押し込み 6-1。 出口と亀谷の両FWは限られた出場時間の中でしっかりと持ち味を見せてくれた。 ![]() 試合は出口の得点直後、6-1 で終了。スコア的には大勝だが、後半の立ち上がりの時間帯以外は強い日差しのせいもあってか運動量と集中を欠く場面も多く、内容的には高く評価できるものではなかった。特に後半、相手に退場者が出てからの失点は勝敗に影響する事はなくとも、良い展開を見せていた時間帯だけに悔やまれる。 前節に続き決定機を逸したり、好機にシュートを打ち切れない場面も数多く見られた。 とは言え、復帰した西脇、2列目で起用された高久、1年の岡、出口・亀谷の両FWらが一定のパフォーマンスを見せてくれた事は今後に向けて明るい材料で、収穫が無かったわけではない。 U-17代表で宏太らが離脱する事や昨季のように怪我人が出る事を想定し、選手層は出来るだけ厚くしておきたい。 2トップにして学をよりゴールに近い位置でプレイさせた事も個人的には好印象。端戸の1トップはハマると美しい崩しが見られるが、崩しに拘りシュートまでいけない場面も少なくない。 突破からシュートまでの形を持っている学はトップで起用した方がより相手に脅威を与えられる筈だ。 ―― またまた冗長になりました。ここまでが例によって壮大な前フリです。 プリンス4節は鹿島学園高校に大勝。2勝2分で勝点を8とし、今日の第1試合で引分けた東京Vと市船の両チームに勝点差 2に迫りました。 そして次の日曜日、いよいよ東京Vとの直接対決です。 5節・東京V戦はヴェルディグラウンドで 11:00 キックオフ。 15:00 から鹿島で行われるトップの試合には、残念ながらヘリでもチャーターしない事にはハシゴは難しそうです。 困った事になりました。 トップは宿敵・鹿島とのアウェイゲーム。ここ数試合、素晴らしい内容と結果を見せてくれています。連戦の中、走り続ける選手を現地で後押ししたい。 一方のユースは高円宮杯出場、プリンス連覇、そして あなたと中の人の夢 「元日の国立でトップとユースの天皇杯決勝戦」 に向けて是が非でも勝点3を奪いたい東京V戦。 いやあ、本当に誰かヘリをチャーターしてもらえませんか…。あるいはトップの鹿島戦の試合開始を2時間ほど遅らせてもらえないでしょうか(全裸でピッチに乱入して逃げ回るとか、方法はいくらでもあるはずです)。 中の人はまだ迷ってます。トップとユースの狭間で、揺れ動く乙女心。 ――乙女心は兎も角、鹿狩り、モツ煮やハム焼きはスッパリ諦めてユースの応援に行く、という方のための会場へのアクセス情報は下記サイトを参照の事。 ■東京V公式:クラブハウス アクセスガイド http://www.verdy.co.jp/guide/clubhouse/access.html ■スタジアムガイド@わかの観戦日記 http://waka77.fc2web.com/studium/12tokyo/19verdy.htm JR南武線の稲田堤駅から歩くと結構な距離になりますが、まあ歩けない距離でもありません。上り坂が辛いという人は、京王稲田堤駅前からバスに乗ればいいんじゃないんでしょうか。 まぁ東京Vのオフィシャルが詳しいので、詳しくはそちらをご覧下さい。 4/18 2007
逸失の代償■プリンスリーグ Group A 3節 横浜 2-2 習志野高 横浜の得点:斎藤学(12分) 水沼宏太(51分) 習志野の得点:原雄一郎(10分) 永野晃矩(88分) GK:16 佐藤峻 DF: 4 奥山正洋 DF:24 臼井翔吾 DF:13 甲斐公博 DF: 7 金井貢史 MF:18 佐藤優平 (35分 8 高久朋輝) MF:19 荒井翔太 MF:15 曽我敬紀 (77分 12 松尾康祐) MF: 9 水沼宏太 MF:10 斎藤学 (83分 11 出口将司) FW:14 端戸仁 日産スタジアムの隣、春の強風吹き荒ぶ日産フィールド小机でプリンスリーグ3節・習志野高戦が行われた。 ![]() 土手の傾斜に陣取るサポの数はいつもと変わらないものの、午後からは日産スタジアムでトップの公式戦が開催される事もあり、試合開始前後にはスタンドにも土手にも多くのファンやトップのサポが観戦に訪れた。 ![]() 今日の先発はGKが最近トップの練習にも参加した佐藤峻。4バックが右から奥山、臼井、甲斐、金井。ボランチに荒井と優平、3シャドーが曽我、宏太、学。1トップに端戸と、先週の三菱養和戦と全く同じ布陣の 4-2-3-1。 試合は序盤の9分、自陣ゴールから25mほどの習志野のFK。ゴール前の選手に送られたボールが誰にも触れずに直接GK佐藤へ。しかしこれを佐藤がファンブルしてしまい、詰めていた習志野の選手に押し込まれ先制を許す。 マリノスも11分、左サイドでポストになった端戸からの浮き球のパスに学が抜け出し、エリアに入ったところで倒されてPKを獲得。相手DFには黄紙。 これを学が自ら決め、すぐに 1-1 の同点に追いつく。 しかしマリノスは試合の入り方に失敗。疎通ミスからパスのつながりが悪く、4-3-3の布陣でロングフィードを多用しつつポストプレイを絡めたパスワークも見せてくる習志野に対しDF陣の対応もルーズで掴まえ切れない。 本来はクレバーな守備者である甲斐までがエリア内クリアすべきところで持ちすぎてピンチを招くなど、GKも含めた守備陣は声を出し合っての明瞭なプレイが昨季以上に出来ていない。 20分、端戸のポストから左サイドの学へ。背後を駆け上がったSBの金井がボールを受けてクロスを上げるもDFがクリア。 21分には再び端戸のポストから右サイドで宏太が抜け出すと左の学にサイドチェンジ。学が持ち上がりグラウンダのボールを折り返すがゴール前の選手に合わずシュートは打ち切れず。 24分、自陣左サイドのピンチは今季開幕前から安定して高いパフォーマンスを見せている荒井が素晴らしいカバリングでボールを奪う。成長著しい2年生ボランチは献身的にスペースを埋め、ボールホルダーにプレッシャーをかける。また奪ってからの展開もミスが少ない上に時折チャンスにつながる好配球も見せるなど、ややムラっ気の多い選手が多いチームの屋台骨的存在になりつつある。 28分、宏太がスピードに乗って突破に入りかけたところを、エリア外で習志野の選手に体で止められ、ゴール正面から右寄り 25m付近でFKを得て相手DFには警告が出される。 FKは端戸が左足で直接狙いゴール左スミに飛んだが、GKがCKに逃れる。 このCKのこぼれ球をエリア内で拾った端戸が超絶的な足下のスキルでキープし続けシュートを放ったが、GKが弾き出して再びCKに逃れた。 34分、荒井のタテパスをフリーで受けた宏太が狙いすまして右足でシュートを放つがGKがブロック。 逆転弾とはならなかったが、マリノスは前半中盤からチャンス・シュートが増え、徐々に攻撃にテンポが出てきた。 35分、優平に代えて同じポジションに高久を投入。 今日の優平はそれなりに展開に絡み、前半で代えるほど悪い内容には感じなかったが、試合毎の出来にムラの多い優平に対し今日はダメな日と監督が判断したか、あるいはコンディション的な問題か。 38分、相手陣内左サイド30m以上の位置からのFK。宏太がニアに蹴ったシュート性のボールはミートし切れずやや弱かったが、キャッチに行った相手GKがファンブル。これを詰めていた金井が角度の無いところからシュートしたが、惜しくもポスト直撃。 39分、カウンタから左サイド フリーでボールを受けた宏太から右の曽我へサイドチェンジ。曽我は果敢にロングシュートを狙ったがゴールの上に外れる。 40分にはサイドチェンジのボールを左サイドで受けた学が中に切れ込み、シュートコースを探しつつエリア前をドリブルで横断。シュートは打てないまま、逆サイド・エリア内フリーの端戸に浮き球のパス。これを端戸が押し込んだがオフサイド。 前半終了間際の43分にはタテパス1本に学がDFと競り合いつつも素晴らしいスピードとボディバランスで抜け出し、GKの位置を見てループシュート。しかし僅かに枠を逸れる。 マリノスは尻上がりにペースを上げ、サイドチェンジなど大きな展開も絡めた繋ぎを見せるなど徐々にらしさが出てきたが、逆転ゴールは奪えず 1-1 のまま前半は終了。 後半開始直後、右サイドをフリーで抜けた曽我からゴール前へパス。宏太がスルーし、押し上げていた高久がフリーで抜けそうになるがトラップミス。 46分、左からのサイドチェンジを受けた曽我からのボールに高久が絡み、宏太のポストプレイを最後は再び曽我がシュートするもふかしてしまう。 曽我は小柄だがスピードと当たり負けない強さがあり、突破・シュートに思い切りのよいサイドアタッカーらしいサイドアタッカー。あとはもう少しフィニッシュの精度を上げて欲しいところ。 50分、後方からのフィードに左の宏太が抜け出す。後ろから上がってきた学がパスを受けると中に切れ込んで右足でシュート。惜しくも右ポストを叩く。 直後の51分、曽我からのタテパスをゴール前フリーで受けた宏太は、エリア内に侵入すると1発の切替えしでDFとGKを外して右足でシュート。ゴール右スミに決まって 2-1 と逆転。 味方選手達から祝福を受けた宏太は、土手を駆け下りフェンスによじ登ったサポを見るとそちらに駆け寄ろうとするが主審に制止されて引き返す。 56分、自陣右サイドで高久が粘り強い守備からボール奪取。一度叩いた後、右サイド寄りで再び受けるとゴール前にスルーパス。宏太に渡り決定機かと思われたが、主審がここでパスを出した高久への習志野側のファウルを取りプレイを止めてしまう。 58分、左に流れた端戸が巧みなポストワークを見せ、脇を追い越した宏太にパス。しかし宏太のクロスは中と合わず。 63分には端戸のタテパスに曽我が俊敏に抜け出す。エリア内左サイドからの折り返しに端戸が詰めたがシュートはブロックされる。 66分、学が自陣からスピードに乗ったドリブルを開始すると習志野側はファウルでしか止められず、警告を受ける。68分には中盤の混戦から宏太が抜け出すがシュートは打ち切れずパス。これを受けた端戸がタメを作り、最後は後方から上がってきた金井がシュートを放つも枠を捉え切れず。 後半は立ち上がりから中盤にかけて、多少のピンチはあるものの完全にマリノスペース。しかし追加点がなかなか奪えない。 73分、習志野がCKのこぼれ球をエリア内でシュート。GK佐藤が反応しポストを直撃。 75分、カウンタから数的不利を作られるが、習志野攻撃陣がもたついたところを奥山がインターセプトし事無きを得る。 77分、右サイドの曽我に代えて松尾を投入。 79分、GK佐藤のフィードを左サイドで受けた学が2人にマークされながらも力強くキープし中に切れ込み、右サイドの松尾に素晴らしいパス。松尾はGKと1対1になりかけたが、シュートは前に出たGKにブロックされてしまう。 80分、右サイドでボールを受けた松尾が高久にパス。高久はタメを作ってオーバーラップで追い越した奥山へ。クロスは中央の宏太に合わず、再び左から折り返し。これを松尾がエリア内右寄りフリーで受けたが、シュートを撃たずに折り返し。しかし中央には誰もおらずチャンスを逸する。 82分には端戸が後方からのフィードに抜けてGKと1対1。ループ気味にシュートを放つがこれも決め切れず。 83分、今日はキレキレだった学を下げて高さのあるFW出口を投入。出口が1トップに入り、端戸が学のいた位置に下がる。 86分、代わった出口が右サイドでのキープからタテに突破。中に折り返すが高久のミドルはバーの上へ。 直後の87分には左サイドを端戸が突破し中央へ折り返し。 エリア内フリーで受けた宏太がGKの位置まで冷静に確認して狙い済ましたシュート。しかしこれが左に逸れてしまう。 後半の早い段階に逆転後も、序盤から中盤、そして終盤に何度も決定機を得ながら追加点を奪えず。 そして終了間際の88分、カウンタから打たれたシュートをGK佐藤が弾いたところを詰められて 2-2 の同点ゴールを許す。決めるべきところで決め切れなかった試合の、典型的な展開。 ロスタイム、右サイドを抜け出した松尾からのクロスにファーサイドの端戸がヘッドで合わせるが枠の外へ。 そしてタイムアップ。 開幕戦に続き、この3節も勝つべき相手から勝点2を失った。 ――今日も長くなりました。ここまでが壮大な前フリです。 プリンス3節・習志野高戦は一度は逆転に成功したものの、何度もあった決定機を逃し続け、最後に同点ゴールを奪われるという非常に悔やまれる形で開幕戦に続いて勝点を失ってしまいました。 プリンスリーグA組の当面のライバルと見られる東京Vと市船は今日も勝って共に開幕3連勝。初戦も引分けているマリノスは両チームに勝点4差をつけられてしまいました。 リーグ戦終了後、B組上位との順位決定戦が如何なるレギュレーションで行われるのかは現時点では不明ですが、B組も含めた20チーム中、4位以内に入らなければ高円宮の出場権は得られない事を考えると、A組の2位以内に食い込んで行きたいところです。 ■プリンスリーグ 関東2007 A組 日程 http://www.princeleague-kanto.com/group_a.html 次節・鹿島学園高戦は来月3日(祝日)に千葉の東総運動場で 13:30 キックオフ。東京駅から高速バスで1時間30分とアクセス的にあまりよくない場所ですが、同日 日産スタジアムで開催されるトップの川崎戦は 19:00 キックオフですので、十分にハシゴ可能です。 アクセス等については下記サイトを参照。 ■東総運動場 (オフィシャル) http://www.cue-net.or.jp/kouen/toso/ ■スタジアムガイド@わかの観戦日記 http://waka77.fc2web.com/studium/13chiba/09Toso.htm ■東総見聞録 http://hanesta.hp.infoseek.co.jp/hanespe/toso/ 「東総見聞録」 は非常に詳しく説明してくれていますが、クルマで行ける人はオフィシャルの地図を頼りに行くのが一番ラクかもしれません。ただし連休初日ですので、高速バス利用も含め渋滞による遅れなどは計算に入れておいた方が良いでしょう。 公共機関を利用した移動方で最もシンプルなのが東京駅からの高速バス。片道1時間30分で2000円。バス停の位置は「東総見聞録」が丁寧に説明してくれています。 ■千葉交通 銚子〜東京駅 高速バス http://www.chibakotsu.co.jp/kousoku/chosi.htm 予約は不可。万が一、満席になると乗れないので、当日は暇つぶしグッズを持参して少し早めにバス停に並んだ方が無難かもしれません。 最寄バス停となる干潟停留所からスタジアムへは徒歩10分前後。当日使えそうな便は 09:05 東京駅発 10:35 干潟着 09:50 東京駅発 11:20 干潟着 10:30 東京駅発 12:00 干潟着 11:10 東京駅発 12:40 干潟着 以上の4本でしょうか。最初の便は幾らなんでも早いんじゃねえのって気もしますが、11:00 からの第1試合は当面のライバルである東京Vと市船の直接対決なので、早めについても時間は潰せると思います。 トップのアウェイ鹿島戦とハシゴは難しい6日の東京V戦をどうするかも悩ましいところですが、とりあえず来月3日は東総でユース選手の後押しをよろしくお願いします。 4/8 2007
エースの勝負強さ■プリンスリーグ Group A 2節 三菱養和 2-3 横浜 養和の得点:岩佐篤(68分) 木暮郁哉(81分) 横浜の得点:水沼宏太(24分、86分) 端戸仁(73分) GK:16 佐藤峻 DF: 4 奥山正洋 DF:24 臼井翔吾 DF:13 甲斐公博 DF: 7 金井貢史 MF:18 佐藤優平 MF:19 荒井翔太 MF:15 曽我敬紀 (89分 8 高久朋輝) MF: 9 水沼宏太 ■ MF:10 斎藤学 ■ FW:14 端戸仁 ■ 巣鴨駅から徒歩2分、住宅地の中にある三菱養和の人工芝グラウンドでプリンスリーグ2節・三菱様和戦が行われた。 ![]() 横浜を含む首都圏からはアクセスの良い会場での日曜開催、午後からMM21で行われるサテライト戦にハシゴ可能な事も手伝いグラウンド脇のベンチは多くのマリノスサポ・ファンで埋め尽くされた。 ![]() 先週の韮崎高との開幕戦、前半2点のリードを奪いながら後半追いつかれドローに終わったチームの今日の試合に対するモチベーションは高く、試合前にはベンチ入りしないメンバーやスタッフも含め全員で円陣を組み気合入れ。 ![]() 今日の先発はGKが佐藤峻。4バックが右から奥山、臼井、甲斐、金井。ボランチに荒井と、開幕戦の高久に代わり佐藤優平。3シャドーが曽我、宏太、学。1トップに端戸。 先週の開幕戦からはボランチの高久が優平に代わっただけで、4-2-3-1 のシステムは変わらず。 試合は開始2分、相手CKからのカウンタ。 ボールを持った宏太が中央を独走。右に端戸、左に学がフリーで開き選択肢の多い場面で宏太のチョイスは30m近い位置からのロングループ。これは枠を捉えなかったが、今季の宏太は昨季にも増してシュート意識が非常に高い。 4分、端戸がワンフェイクでマークを外すとエリア外から左足のミドルを放つが、これも枠外。 5分、学・宏太・優平・端戸とダイレクトパスが面白いようにつながり、最後は端戸がフリーで抜け出しGKと1対1に。ループシュートはGKにキャッチされてしまったが、今季の攻撃陣の真骨頂、選手が動きつつワンタッチで繋いで行く華麗な攻撃にスタンドからは大きな歓声が上がった。 7分、相手陣内左サイドのFK。宏太のシュート性の低いボールに金井が合わせたが打ち切れず。 9分には相手FKをキャッチしたGK佐藤から右サイドフリーの曽我に素晴らしいロングフィード。曽我はドリブルから低く抑えた強烈なロングシュートを放つが、左に僅かに逸れる。 前半の序盤はマリノスペース。オーソドックスな 4-4-2 の養和はボールを持つと難しい事はせず、ロングフィードやサイドに開いてからのアーリークロスなどシンプルにゴールを狙ってくる。 マリノスは先週は出来の良くなかった宏太が非常に良い動きを見せ、優平がボランチに入った事で開幕戦に比べて展開に幅が広がり、中央での細かな崩しだけでなくピッチをワイドに使った展開も多く見られた。 19分、自陣からの荒井のフィードを左にポジションを代えていた曽我が受け、マークをワンフェイクで外して深い位置から左足のクロスを上げるがGKがキャッチ。 21分、ゴールから35m ほぼ正面で得たFKは宏太が無回転系のロングシュートを狙うが左に逸れた。 良い展開を見せシュートも多く打ちながら先制点が奪えない、やや嫌な流れ。 23分、自陣ペナルティエリア内での奥山のクリアミスから、ルーズボールを養和の選手が強烈なシュート。しかしこれはGK佐藤が良い反応を見せてブロック。 24分、相手陣内左サイドからのFK。優平のカーブをかけたボールがファーサイドに飛ぶと、養和のGKがキャッチミス。ポストに跳ね返ったボールを宏太が押し込み、ラッキーな形で先制。 31分、金井のアウトにかけた絶妙のループパスに端戸が抜け出す。エリア内で潰されるがPKはなし。 32分、自陣内でのミスから養和にミドルシュートを許すがGK佐藤が素晴らしい跳躍で阻む。このプレイで養和が得たCKもしっかりとキャッチ。 34分、曽我を起点に、宏太・学とダイレクトに繋ぎ、学のドリブルから端戸のポストプレイ。左サイドを抜け出した優平のループ気味のクロスは中の選手と合わなかったが、美しい展開にスタンドからは溜息が漏れる。 前半終盤、前線からの積極的なプレスを養和にパスでいなされて逆にピンチを招くシーンもあったが、金井が素晴らしいカバリングでピンチの芽を摘んだ。 43分、左サイドでボールを持った宏太と右サイドから中央に走り込んだ曽我がシンクロ。絶妙のタイミングで出されたパスに曽我が抜け出しそうになったが、惜しくもトラップをミスしシュートを打ち切れず。 前半はこのまま 1-0 で折り返した。 後半立ち上がりの48分、曽我が自陣右サイドでミスから失ったボールを自ら奪い返し前線にフィード。学がヘッドで落としたボールを端戸が受けてドリブルでペナルティエリアに侵入。養和DFにシュートコースを消された端戸は3人に囲まれながらも驚異的な足下のスキルでキープし続け、最後は後方から上がってきた宏太にパスを流す。宏太のシュートは僅かに右に逸れた。 直後の50分には学が左サイドを単騎突破しシュートを放つがこれも右に逸れる。 56分、優平を起点に宏太・端戸ら前線の選手が目まぐるしくダイレクトパスを繋ぎ、最後は宏太が抜け出してシュートするも養和のGKが素晴らしい反応を見せ、足でブロック。 58分には再び学が左サイドを単騎突破。深く抉っての折り返しを端戸がシュートするがDFにブロックされる。 59分にも優平のスルーパスに曽我がエリア内で合わせるがシュートは打ち切れず。 後半開始からの20分間、マリノスは前線からのプレスで養和に何もさせず、圧倒的に攻め込み何度も決定機を作るが追加点を奪えない。 66分、相手CKをGK佐藤がキャッチしフィード。養和のDFが被り、学が抜け出す。エリア内に侵入したところで養和DFに後方から掴まれ倒されるが、主審の判定は学のシミュレーション。スタンドからは大きな不満の声が上がる。 68分、自陣混戦の中からクロスを上げられると、中央で2人の選手をフリーにしてしまいヘッドで押し込まれて 1-1 に追い付かれる。 開幕戦に引き続きクロスに対する中央でのマークのズレからの失点。最終ラインの連携改善は至急命題。 72分、左サイドでボールを受けた端戸が巧みにドリブルでエリア内に侵入、相手DFに倒されてPKを獲得。 端戸が自ら蹴ったボールはGKが左手で弾き、ポストに当たるも跳ね返りはゴールの中に。 2-1 と再び1点のリード。 試合も終盤に入り、先週の韮崎高戦同様、養和も勝利への執念を見せラフな守備が増えてくる。 78分、自陣左サイドの養和CK。ゴール中央に上がったボールはかろうじてDFがヘッドでコーナーに逃れる。 養和のCKが連続する中、2ndボールを拾った養和選手に対しマリノスの選手数人が一斉に潰しにかかる。これがエリア内でのファウルを取られてPK。 マリノスの選手達は主審に抗議するも当然判定は変わらず。 サポからはGK佐藤に大きな声が飛び続けたが、養和のPKは佐藤の逆を取り 2-2 に追い付かれる。 納得のいかない判定の積み重ねから試合終盤に 2-2 と追いつかれた事で、選手もサポもボルテージが上がる。 83分、FKからのフィードに相手GKと競った宏太がファウルを取らる。このプレイで負傷退場となった養和のGKは完全に目測を誤っており、宏太はボールのコースに入っていた中での接触で警告まで出されてしまう。 ベンチのスタッフやサブメンバー、ベンチ入りせずスタンド観戦していた選手達も含め、マリノスサイドの全員が怒りにも似た勝利への執念を表わす。ピッチからもスタンドからも、「こんな試合(ジャッジ)に負けられるか!」 という声が上がる。 86分、左サイドを駆け上がった金井のクロスを中央に走り込んだ宏太がボレーで叩き込んだ。苦しい試合展開の中での終盤の勝ち越しゴール。これぞエース。 スタンドの選手もサポもゴールを決めた宏太に抱きつく。 ロスタイムは3分。自陣右サイド、養和のボールホルダーに対し荒井が素晴らしいカバリングからのタックルでボールを奪い返す。 92分、養和のFKはGK佐藤がCKに逃れる。ここで曽我に代えて高久を投入。 養和のCKの2ndボールを大きくクリアしたところでタイムアップ。スタンドは大きな歓声に包まれた。 ![]() ベンチに引き上げてくる選手は笑顔。GK佐藤は力強くガッツポーズを見せた。 スタンドのサポの前に整列し、つないだ両手を誇らしく掲げる。サポからは殊勲の選手達の名前が次々とコールされた。 ――えらく長いレポになりましたが、ここまでが壮大な前フリです。 プリンス2節・養和戦は怪しげなジャッジに苦しみながらも、華麗な崩しも随所に見せつつ最後は宏太が決勝ゴールを決め、見事勝利を収めました。 次節は1週間後の日曜日、小机競技場にて習志野高戦が 10:30 より行われます。 同日 16:00 に隣の日産スタジアムでトップの大分戦がありますので、来週もマリノス三昧な週末を移動のストレスなく楽しめそうです。 小机にはスタンドもあり、雨さえ降らなければピッチから多少距離はあるものの快適に観戦できます。 しかしサポならば是非、スタンドと反対側の土手へ。 ゴールを決めてフェンスに駆け寄ってくる選手に向かい土手を雪崩れる事こそ小机の華。 4/8 2007
開幕■プリンスリーグ Group A 1節 横浜 2-2 韮崎高 横浜の得点:荒井翔太(4分) 曽我敬紀(40分) 韮崎高の得点: 西室奏志(50分) 深沢早(77分) GK:16 佐藤峻 DF: 4 奥山正洋 DF:24 臼井翔吾 DF:13 甲斐公博 DF: 7 金井貢史 MF: 8 高久朋輝 (34分 12 松尾康祐) MF:19 荒井翔太 MF:15 曽我敬紀 MF: 9 水沼宏太 MF:10 斎藤学 FW:14 端戸仁 晴天のMM21。 オフィシャルの情報では人工芝のCコートでの開催のような記述があったが、無事に天然芝・スタンドから最も近いAコートでプリンスリーグ開幕戦・韮崎高校戦が行われた。 ![]() 開幕を待ちわびたサポーターの数は30名以上になっただろうか。試合前から多くの弾幕やバンデーラが張られる。 MM21での開催も手伝い、普段はトップしか見ないファンや選手父兄以外の一般客もスタンドを埋め、ユースの公式戦では異例な観戦者数の下での試合となった。 ![]() 先発はGKが佐藤峻。4バックが右から奥山正洋、臼井翔吾、甲斐公博、金井貢史。ボランチに荒井翔太と高久朋輝、3シャドーが曽我敬紀、水沼宏太、斎藤学。1トップに端戸仁。 2日に行われたMM21杯 GL2節・鵬翔高戦と同じ布陣。 中の人も期待していた2年生ボランチ・佐藤優平は学校に行って不在。MM21杯では初戦の青森山田高戦でしか起用しなかったが、あるいは今日の開幕戦を睨んでの事だったのかもしれない。 試合は開始早々の4分、自陣深くからのフィードを右サイドハーフウェイライン付近に残っていた端戸が受けると、そのままフリーで相手ゴール近くまで持ち上がる。エリア付近で中に切れ込み相手DFを引き付けたところで後方から上がって来た荒井にパス。荒井は切り返しでDFを1人外すと角度のないところからシュート。これがファーサイドのネットを揺らして先制。 先制後も序盤はマリノスがボールを支配。2年生ボランチの荒井は攻守に運動量多く、ピンチの芽を摘みつつ良い展開を見せた。前線の宏太や学も惜しいチャンスを作ったが追加点には至らず。 前半の半ばから、試合は徐々に膠着状態となる。韮崎は相手ボールになると前線に1人残して全員が自陣に下がり、マリノスの攻撃陣をしっかり捕まえつつ、ボールにプレッシャーをかけてくる。 女王・優平の不在が響いたか、マリノスはショートパスとドリブルによる狭いエリアでの崩しに固執し、ピッチをワイドに使った効果的な攻撃ができない。 韮崎はボールを奪うと素早く前線にフィードしてカウンタ。FWの17番はスピードがある上にウラを取る動きが秀逸で、マリノスの最終ラインは何度か置き去りにされた。 26分にも甲斐が一度は突破を許すも、自らカバーして奪い返し事なきを得た。 31分、高久に代えて2年の松尾康祐を投入。ボランチを務めた高久はミスパスや当たり負けする場面が多く終始プレイに精彩を欠き、交代は止む無し。個人的にはボランチでなく2列目で使って欲しい選手ではあるが…。 金井がボランチに上がり、DFは右から奥山・甲斐・臼井の3バック。金井と荒井のボランチに、2列目は曽我・宏太・松尾。端戸と学の2トップという、今季始動から試している 3-5-2 の形になる。 39分、端戸がエリア外で足下の技術を見せ、華麗なターンでDFを抜き去りシュートも枠を捉え切れず。 40分、端戸のCKを奥山がヘッド。GKが弾いたボールを後方から走り込んだ曽我が押し込み追加点。 終了間際にも学のパスに宏太が抜け出し右足でシュートを放ったがGKがかろうじてCKに逃れ、前半は2点のリードで折り返し。 後半開始早々の48分、自陣エリア内で身体を入れてボールを奪った臼井のプレイがPKを取られる。奪取自体は正当なプレイで厳しすぎる判定に思われたが、これを決められて 2-1 と1点差に詰め寄られる。 50分、左サイドに開いた宏太のキープから、最後は中に折り返したボールを曽我がエリア外からミドル。これは惜しくも右に僅かに外れたが、曽我は2点目のゴール以外でも攻撃面で積極的な動きが目立った。 後半もマリノスは狭いエリアでの難度の高い繋ぎや突破を試みる場面が目立ち、シンプルな攻撃ができない。サイドにフリーで開いた学が要求してもボールが来ない事に肩をすくめるシーンが幾度か見られた。 MM21杯では宏太が少し下がってボールを受け、トップでも見られないような高速サイドチェンジを繰り出してチャンスの起点となるシーンが何度も見られたが、今日の宏太は判断ミス・技術ミス共に多く、相手カウンタの起点となってしまう場面も少なくなかった。 60分、荒井が素晴らしいループパスを前線の宏太に出したが、トラップミスでシュートに至らず。 63分、中盤左サイド寄りの混戦の中から素晴らしいグラウンダのパスが右サイドフリーの曽我に渡る。しかし曽我のシュートは僅かに枠を捉え切れず。 直後の61分、自陣左サイドでの相手FK。ファーサイドでフリーのヘッドを許すがミートし切れず枠の上へ。この時、中央にもフリーの選手を作っており、セットプレイの守備は今季も課題になりそうだ。 後半の中盤以降も攻撃の組立ては上手くいかず、時折カウンタでピンチとなる展開は続く。 3バックが両脇のウラのスペースを突かれるシーンが増えたため、曽我が右SBに下がり 4-4-2 にシステム変更。 72分、右サイドでボールを受けた学がドリブルで持ち上がりそのままシュート。右枠ギリギリに飛んだがGKがかろうじてCKに逃れる。 77分、自陣左サイドに攻め入った韮崎の選手からアーリークロス。CBの間でフリーとなった選手がダイレクトで決めて 2-2 に追いつかれる。 この失点シーンに限らず今日の最終ラインはCB個々のプレイ、連携ともに非常に危さを感じさせるものだった。 失点直後のプレイ、相手陣内に攻め込みエリア内で選手が倒されたように見えたが、主審の判定はエリア外のFK。 試合終盤、同点に追いついた韮崎は守備で身体を張ったラフなプレイが増え、ファウルで止めるシーンが多くなる。主審の判定も微妙で、韮崎の選手に黄紙を出しながらマリノスボールで再開しなかったりと不可解なジャッジが目に付いた。 80分、左サイドを松尾が持ち味の強引な突破。クロスは惜しくも合わず。直後のカウンタは金井が素早いカバリングで防いだ。 81分には相手ゴール前の浮き球を荒井がオーバーヘッドでシュートを放ったが、惜しくもGKの正面に飛んだ。 その後も身体を張った執拗な韮崎の守備を崩し切れず、 2-2 のまま試合終了。 今季のプリンスはドローでのスタートとなった。 今季も魅力的な攻撃陣を揃え、その歯車が噛み合った時の破壊力は絶大ながら、昨季と同様―― 否、それ以上に守備の不安の大きなチームとなりそうだ。 攻撃陣にしても、泥臭いポストタイプだった木村勝太やシンプルにウラを狙って走る陽介が去り、足下のスキルに長け、狭いエリアでも突破を試みる端戸が1トップを、ドリブルで密集地帯に突っ込む事が得意な学が3シャドーのレギュラーとなり昨季以上に魅惑的なサッカーが展開されそうな一方、狭いエリアでの綺麗な崩しに傾き過ぎる危険を感じさせる(優平や宏太が大きな展開を見せてくれれば問題ないと思うが)。 守備の整備を筆頭に課題は山積だが、夏を待たずにピークを迎えてしまった昨季のユースに比べて、この1年でどうチームが変化していくか、今季のユースの方が成長を見守る楽しみは大きいかもしれない。 ――例によって今季も、ここまでが壮大な前フリです。 今季もプリンスリーグが開幕。ユースファンにとって、週末のスケジュール捻出・調整に頭を悩ます苦しくも楽しい季節がやってまいりました。今後のスケジュールは公式サイトでチェックしていただくとして― ■プリンスリーグ関東 2007 公式 http://www.princeleague-kanto.com/news.html 早速、次の日曜日に2節・三菱養和戦が行われます。開幕戦は市船高に 1-4 と大敗した模様ですが、毎年クラブユースチームと同レベルの質の高いチームを作ってくる街クラブです。 会場は養和のホーム、巣鴨の養和グラウンドで 11:00 キックオフ。会場へのアクセスは下記公式サイトを参照。 ■養和 巣鴨スポーツセンターグラウンド http://www.yowakai.org/area/sugamo_ground.html JR山手線「巣鴨駅」の北口から徒歩2分。 横浜からだと東京・池袋など山手線停車駅で乗換えて巣鴨まで、50分前後。JRのみ利用なら片道620円、東急を使って渋谷から山手線を使うと450円で行けます。どちらにせよ横浜から1時間圏内、という事で同日 15:00 からMM21で行われるサテライト2節・横浜FC戦にも余裕でハシゴ可能。土曜の磐田を含め、週末をマリノスで満喫できそうです。 ゲームレポートでも書いた通り、今季のユースは昨季以上に危険な香りを漂わせているチームです。対戦相手の力量に関わらず、一度攻撃の歯車が狂うとどんな結果になるか分りません。だからこそサポの声で選手達の気持ちを盛り上げる意味合いも大きくなると思います。 大量得点で楽しく盛り上がるだけでなく、チームの状態が苦しい時にこそ、より大きな声で後押しを。今季もよろしくお願いします。 4/6 2007
と、ここまでが壮大な前フリいよいよ明後日の日曜日から、2007年のプリンスリーグ関東が開幕します。初戦の相手は韮崎高校。MM21でキックオフは14:00。 4位までに入れば秋に行われるユース年代最高峰の大会・高円宮杯への出場権を、優勝すれば天皇杯 神奈川県予選への出場権を得る事が出来ます。 中の人とあなたの夢、「元日 国立でトップとユースの決勝戦」 への第一歩が今週末から始まります。 昨年の関東プリンスは東総で疑惑のゴールで市船に敗戦後、小机で浦和を破りAグループ1位に。翌週秋津で湘南を 4-0 で降し優勝を果たしました。 昨季のユースは、今季トップに昇格したアーリア、陽介、田代のみならず神戸に行った大久保翔、甲府に行った木村勝太、大学に進んだ主将の山岸純平、森谷賢太郎、幸田一亮、武田英二郎、広田陸ら非常に個性的で才能豊かな選手達を中心に素晴らしいサッカーを見せてくれました。 しかし彼らが去った今季のユースも、全く見劣りしない魅惑的なチームになりそうです。 U-17代表の主将でもある水沼宏太を筆頭に、金井貢史・斉藤学ら数名は昨季から主力メンバーとして活躍しており、昨季中盤以降主力選手に怪我が重なった事もあって新3年・2年生の中心選手は公式戦の舞台も経験済み。 ■韮崎高戦 予想布陣 ![]() 上記は今月1日に行われたマリノスタウン杯、青森山田高戦の先発布陣。 選手個々の紹介は時間の都合上割愛しますが、個人的に今季の注目選手を挙げるとするならば宏太・金井・学らU-17組は当然として、2年生・ボランチの佐藤優平。 広い視野から敵にも味方にも厳しい長短のパスを次々と繰り出し、守備でも積極的に厳しいプレスをしかけ中盤の中心選手となっています。試合によって好不調の波が激しいところが玉に瑕ですが、プレイスタイルや気紛れな性格はさながら 「フィールドの女王」 。 宏太や金井らが代表で抜ける事も少なくない今季、チームの出来不出来は気紛れな女王様の気分次第になるかもしれません。 ■プリンスリーグ関東 2007 公式 http://www.princeleague-kanto.com/news.html ■ユース オリジナルチャント イダレオー ダレダレ ヨコハマ イダレオー ダレダレ オー イダレオー ダレダレ ヨコハマ イダレ ヨコハマ イダレダレ オー どんな時でも 俺達がそばにいる 共に戦え 愛するマリノスの為 俺らヨコハマ 俺らだけがヨコハマ 気持ち見せろよ 愛するマリノスの為 イダレ オー イダレ ヨコハマ イダレ オー イダレダレ オー イダレ オー イダレ ヨコハマ イダレ オー イダレダレ オー ――やっつけの更新となり申し訳ありませんが、日曜日は是非とも現地で選手達への声援をよろしくお願いします。 | ||
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――― 選手名鑑 ――― ■ オフィシャル名鑑 ―――― 定番 ―――― ■プリンスリーグ 関東2007 ■関東クラブ選手権 2007 ■ DASH ■BRIGADA YOKOHAMA ■ひろあき放浪記 ―――- 掲示板 ―――- ■ DASH 掲示板 ■2ch マリノス:下部組織 ―――- 観戦記 ―――- ■マリノスとマリノス ■やりかけの未来 | ||
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