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東日本大震災及び長野県北部地震(栄村大震災)における被災地の復興と、台風12号・15号による被災地の復旧をお祈りいたします

 

うなづきて只ゆく年を送りけり  紘文

 

「自然を大切にする」「写生を重んずる」「一人一人が皆平等」を標榜し、

主宰・倉田紘文並びに誌友の皆様で、師・高野素十先生の提唱してこられた“写生俳句”の継承に精進しています。



『蕗』1月号 第41巻・第1号・通巻481号

 昭和47年1月1日創刊・毎月1日1回発行

 昭和47年3月14日・第3種郵便物認可

 表紙「葉鶏頭」・・・・福田平八郎

 発行兼編集人・・・・倉田紘文 (師系・高野素十)

 

誌代・一部1,000円(消費税・送料込)

※12月号は特集号につき2,000円(消費税・送料込)になります

※半年分以上前納でお願いしております


※大分市中央町・晃星堂書店でもご購入いただけます

 

 

《平成24年1月号・通巻481号 目次》

楪 ―近詠― ・・・・・倉田紘文・・・・・・・・・・2

絆・・・・・・・・・・・倉田紘文・・・・・・・・・・4

英訳 素十俳句・・・・・景山典子・・・・・・・・・・5

季節の花・・・・・・・・伊藤有子・・・・・・・・・・5

季語に「双葉忌」「木鶏忌」・平田崇英・・・・・・・・6

クリスマスコンサート・・竹内幸一・・・・・・・・・・8

リレー随筆・・・・・・・松原幹夫・・・・・・・・・・9

私の選んだ一句・・・・・郭大基・押谷隆・・・・・・10

俳誌巡礼『うぐいす』・・稲田眸子・・・・・・・・・11

ふるさと歳時記・・・・・佐藤 浩・・・・・・・・・12

現代俳句前線・・・・・・宮野しゅん・・・・・・・・14

三浦安貞『玄語』の世界・狭間 久・・・・・・・・・16

山の歳時記・一月・・・・嶋田裕雄・・・・・・・・・17

句評・・・・・・・・・・倉田紘文・・・・・・・・・18

雑詠・・・・・・・・・・誌友・・・・・・・・・・・22

 湖の濡れてしまひし雨月かな   新潟  難波三椏・他

選を終えて・・・・・・・倉田紘文・・・・・・・・116

添削コーナー・・・・・・倉田紘文・・・・・・・・117

ふきじ句会だより・・・・加藤響子・他・・・・・・118

ふきよせ句会通信・・・・鈴木了斎・・・・・・・・120

蕗の薹集・・・・・・・・児童・生徒作品・・・・・122

書架より・・・・・・・・編集部・・・・・・・・・124

蕗発行所十一月例会・・・加藤響子・・・・・・・・128

各地句会報・・・・・・・東京蕗の会・他・・・・・130

ブラジルのくろしお句会から・十二月句会・・・・・137

韓国の休句会から・・・・韓国俳句研究院・・・・・137

後記・・・・・・・・・・倉田紘文・・・・・・・・140

各地句会案内・・・・・・東京蕗の会・他・・・・・141

 

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《巻頭句の句評》

 

  湖の濡れてしまひし雨月かな   新潟  難波三椏

 

  陰暦八月の十五夜の月が折りからの雨のために見えないのが

 「雨月」である。晴れていれば中秋の名月、空が曇って月が見

 えないときには無月と呼ぶ。

  なんとも情感の細やかな月に対しての呼び名であることか。

 一つの月に対してのその一つの場面での「雨月」。そこにある

 のが「湖の濡れてしまひし」の雨の夜の景の暗い広がりである。

 しかし、不思議なことに、ここにも人の心を惹く詩情があり、

 俳味もたっぷりである。

 

 

《添削コーナーより抜粋》

 

  原 句  名月のひとり舞台の終始かな

  添削句  名月のひとり舞台で終りけり

 

  原 句  障子あけ座敷に名月迎へけり

  添削句  障子あけ名月迎へたる座敷

 

  原 句  堰落つる水清らかに秋気澄む

  添削句  堰落つる水いよいよに秋気澄む

 

  原 句  初鴨のもう気が合うて連れ添うて

  添削句  初鴨のもう気が合うて連れ添へる

 

  原 句  胸中にあたゝめ美男かづらかな

  添削句  胸中にあたゝむ美男かづらかな

 

 

《蕗の薹集 児童・生徒作品より抜粋》

 

ふゆやすみもつとながくていいのにね    臼杵  小1  三浦那月

(評)なつやすみとくらべるとほんとにみじかいね。クリスマス・お正月あり、もっとながくほしいね。

 

北風が顔に向かつてふいてくる       庄内  小4  竹尾 凛

(評)寒くて冷たい北風。「顔に向かつて」がきつい。

 

大銀杏全部散り果て丸裸          鳴門  中1  三栖勇輝

(評)黄葉の美しい大銀杏の木。今は「丸裸」の冬。

 

 

《後記》

 

○平成二十四年 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年来、私個人にいろいろあり、
 本当に誌友の皆さんにはご迷惑をお掛けしました。そのつづきのように新年号の「蕗」一月号も発行が遅くなりました。すみません。
○「蕗」創刊四十周年記念特集号(十二月号)はとても好評でした。四十年の歩みを温かく読んで戴き、感謝でいっぱいです。
 多くのお便りを戴き、編集部と一緒に喜んでいます。本当に有難うございました。
○今月号もお手許に届く日が遅くなると思います。それで四月号の雑詠投句の締切りを一月三十一日にさせて戴きます。それでも
 日数がわずかですが、よろしくご投句下さいますよう、お願い致します。
○年末・年始、まさにいろんな事情により、誌友の皆さんには年賀状や御挨拶は一切出来ませんでした。ただただ心よりお詫びを
 申し上げ、反省ばかりの日々です。どうかお許し下さい。深謝。

 

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