飯島町国際協力会
りんご栽培研修受入れプロジェクト
イスラム暦の新年を祝う

2005年321(月)


 ムルフン村で行われるイスラム暦新年の行事を、早朝から宿舎で再現しました。

午後に行われた1年の豊作を願う儀式では、
受入農家の方々や、日頃お世話になっている方々を招待し、
畑で一緒に祈願。

その後、新年の会食を楽しみました。


 
パキスタンと日本の国旗を飾って
畑での、新年の儀式
畑での儀式の後、

家に入る人に小麦粉(特別なものらしい)を撒いて、家内安全や健康祈願を願っているところ

パキスタンのもてなし料理で、会食の始まり
みんなで「上を向いて歩こう」を
歌いました

イスラム教新年 は、全ての生命が生まれ変わる日と信じられています

一般に、以下のようなことが行われます



3月20日:前夜祭

4:00a.m 宗教リーダー(選ばれる)がジェニファーツリーの枝を各家庭に配る

お返しにパンをわたす

5:30

お祈り(ジャマーアットカーナー:モスク):通常この時間にお祈り

ジェニファーツリーの枝を室内で炊いて煙を充満させる:厄払いの意

10:00

儀式の開始

パンの素を作る(女性)

 
約2ヶ月前:セーメンという特別な種類の小麦粉を作リ出す

   @ 麦の種を水に浸し、しばらくしてから水を捨て重しをして圧縮

   A 根が出たらまとめて取り出し、分離して乾燥させる

 
セーメンと普通の小麦粉を混ぜ、水でとき、約8時間煮込む

 
水がなくなったら,氷を入れる(こげ茶色)

天井近くの壁に小麦粉でデザインを描く(男性):1年間同じ柄



3月21日

4:00a.m お祈り(ジャマーアットカーナー:モスク):約15分

皆で軽食を持ち寄り食べる:約20分

10:00 儀式の開始

各家庭、小麦の種の入った袋を持参し、畑を囲む(モスク近くに集う)

お祈り(長老)

農機具(鍬)を装着した2頭の牛が畑を耕す
 
 ◆ この時、新しい衣服、帽子を身につけた(時にお化粧もする)、1歳未満の幼児は順番に農機具の橋を手で触れてから耕し始める


持参した種をまく

前日に用意したセーメンを使ったパンの素でパンを焼く

宗教リーダーの講話、子供達の歌、演劇(テーマは様々)、本年の行事や農作業について等々のプログラムが行われる

12:00 昼食:ご飯やパン【特別メニュー】

 ヤギと羊4〜5頭分の肉を焼いてカレー味で味付け食べる

14:30 終焉

その後,子供たちはサッカー等をして遊ぶ
夕方(日没後) モスクに集う:宗教講話、子供達の演劇(宗教に関するテーマ)等

夕食会:料理は各家庭の好みで、持ち寄り:約1時間

3月22日     農作業開始

この間、多くの行事が戸外で行われていますが、伝統衣装の分厚いコート等を着込んでいるので、それ程寒くないそうです