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戦略爆撃機 ツポレフTu160ブラックジャック
全長
全幅
総重量
54.01m
後退角20度:55.70m
275000kg
エンジン開発元
エンジン名称
エンジン搭載数
エンジン出力
サマラ/ツルド
NK-321ターボファンエンジン
4基
22650kg
最高速度 2000km/h
航続距離 14000km
兵装 爆弾類通常搭載量9000kg
爆弾類最大搭載量40000kg
AS-15長距離巡航ミサイル*12
AS-16短距離巡航ミサイル*24
乗員 4名
 STOL性能を高めるために大面積フラップを採用し、大型機にも関わらず2200mの滑走路があれば離着陸が可能です。機体にはチタン合金が使用され音速時の機体に対する負荷を軽減しています。また、主翼には可変翼を採用し、低速・高速ぞれぞれに対応した飛行が可能です。
 Tu-160にはクズネツォフ設計局製のNK-32ターボファンエンジンが4基搭載されており、2基をペアとして主翼下部に配置してあります。
 機内には操縦士、副操縦士、航法士、システム操作士の4名が搭乗します。全乗員の座席は全て射出座席で、全ての座席が機首に配置されています。操縦計器パネルはヘッドアップディスプレイではなく、アナログ計器パネルです。操縦桿は大型機に見られる両腕を使う操縦桿ではなく、戦闘機などに採用されているスティック型の操縦桿です。
 兵器搭載量は各国の爆撃機でも最高で、AS-15長距離空中発射巡航ミサイル、AS-16短距離短距離巡航ミサイルを搭載することが出来ます。ミサイル以外にも自由落下式爆弾や核爆弾なども約16000kg搭載可能となってます。搭載兵器は全て機内の回転式ランチャーに装填されています。
自衛用の機関砲は搭載されていないものの、アクティブECMや多数のチャフ/フレアを搭載することによって生存性を高めています。
 「ソ連本土から無着陸でアメリカ本土を核攻撃し、全天候作戦能力を有し、いかなる環境下でも作戦遂行能力を有する爆撃機」というコンセプトで開発が行われたソ連の直距離戦略爆撃機です。試作機は1981年12月9日に初飛行に成功し、西側では1981年11月25日にアメリカの偵察衛星によって確認されました。
 無給油で北米と欧州全域に攻撃を行えることが可能で、射程3000kmのAS-15長距離巡航ミサイルを搭載したTu-160の存在は冷戦下の西側にとっては大きな脅威でした。
 量産は1987年に開始され、当初は100機前後の生産が見込まれていましたが、ソ連の崩壊で冷戦が終結したことから1992年で生産を打ち切り、結局完成したのは約40機でした。
Tu-160を保有するのはロシアとウクライナの2カ国のみですが、維持コストが高いため稼動している機体は少なく、多くの機体がスクラップにされたり保管状態にあります。