寒さに比較的強く、休眠期には−15℃の低温にも耐えますが、開花後の晩霜は結実が悪くなります。
果実の肥大期(だいたい7〜8月)に雨が少なく、日照量が多い地域で、昼夜の温度差が少ないことが
良い果実を実らせる最高の条件となります。
本来モモは1本でも結実しますが、「白桃」「浅間白桃」など花粉のほとんどないものがあるため、
「白鳳」「あかつき」などの花粉の多い品種を一緒に植えるようにします。 |
| 栽培方法 |
植えつけ |
暖地では晩秋・寒冷地では春先に植える。太い根を切り戻し、
根を広げるように浅植えします。 |
| 場所 |
過湿を嫌うので、水はけの良く日当たりも良い場所を選んで植えます。 |
| 仕立て方 |
日当たりを好み、樹冠内に日光が当たらないと下枝が枯れてしまうので、
Y字形の立木仕立て(開心自然形)が一般的です。主幹をすこし斜めに倒して
植え込むと日当たり良く、コンパクトに仕立てることが出来ます。 |
| 剪定 |
1年目の側枝は元から切り取り主枝の先端を切り戻す。2年目に地面から40pほどの
ところから出たものを第1主枝とし、3年目から開花して結実しはじめます。
夏に直立した新梢を間引き、果実周辺の葉に日光があたるようにします。
剪定のポイントは亜主枝に短い側枝を発生させそこから新梢を伸ばす事。 |
| 施肥 |
肥料を吸収する力が強いので、超えた土壌であればあまり肥料は施さなくてよい。
あげ過ぎると樹勢がいつまでも落ち着かず花芽がつきません。通常は11〜12月
落葉後に窒素・リン酸・カリが10-6-8などの化成肥料を、植付けから4年目までは
1株当たり200g、それ以降は600gほど施す。 |
| 摘蕾・摘果 |
たくさんの花をつけて開花しますが、半数以上が生理落果します。
開花前(3月中旬頃)に、長・中果枝についた赤く膨らんだ蕾のうち、枝の上面に
あるものを指でなでるようにして取り除きます。果実は下側で育てたほうが
肥大が良いので、下側の蕾は残します。結実後の5月中旬頃になったら、結果枝
15〜20pに1個程度の割合になるように摘果します。このとき葉の付いた物や、
虫食いのないもの、大きな物を優先します。 |
| 袋かけ |
モモノゴマラメイガやシンクイムシ類の被害から守るために、摘果後すぐに
袋かけをします。このときモモの袋は枝に止めます。 |
| 収穫 |
7〜8月、成熟期に入ったら袋の底を少し破り果実を見ます。全体が乳白色になり
果頂部に赤みがさして来たら袋を外し5〜7日、白桃など色つきの鈍いものは
2週間ほど日光に当てて着色して、十分に熟したら収穫します。 |