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多重債務者になった人たちが利息制限法を超える金利で貸し出すヤミ金融に狙われるようになり、自己破産件数が増加。自殺者も増えている。柳井市内で、日ごろ多重債務の相談業務を行っている市内宮本開作の「たいよう合同事務所」所属の司法書士、岡本竜太郎さんに話を聞いた。
▼記者
いつ頃から多重債務者の自己破産が増えたのでしょうか?
▽岡本
2003年ごろからですね。1990年まで全国で1万件だったのが、2003年には24万件に達しました。全国各地で、借金などの経済生活苦が原因での自殺者も約9000人に迫る異常な増え方をみせました。
▼記者
原因は何でしょうか?
▽岡本
多重債務者の足元を見たヤミ金融が、利息制限法を超える金利で貸し出し、被害者が増加したのが原因です。
▼記者
柳井市内でもそのような状況があるのでしょうか?
▽岡本
すべての数字は把握できませんが、少なくとも昨年1年間だけで、私の事務所に相談に見えた方が約150人。このうち実際に相談に乗り、整理したのは約100人の方がいらっしゃいます。
▼記者
多重債務の件数や負債の額はどれくらいなのでしょうか?
▽岡本
一番多い人で、1人で約20社から借りていた、というケースがありました。額でいえば、住宅ローンを除き、1000万円くらいが最高で、平均は300万円くらいですね。
▼記者
消費者金融の場合、長く支払っていると、整理したときに戻ってくるお金があるとうかがいましたが・・・
▽岡本
目安として10年支払っていれば払い過ぎの場合が多いですね。5年だと、そうとう元金は減っています。消費者金融も怖いですが、信販会社の金利も高いので用心されたほうが良いと思います。
▼記者
例えば、私が岡本さんに債務の整理をお願いしたら、どうなるのでしょうか?
▽岡本
依頼をされた時点で、すべての金融業者はあなたに対して返済の請求ができなくなります。
▼記者
相談をしただけで、支払いをしなくても済むようになるのですか?
▽岡本
司法書士に整理を依頼する、ということはそういうことです。司法書士が依頼者に代わって金融業者と交渉をします。
▼記者
その結果はどうなるのですか?
▽岡本
長く支払っている場合は、その差額を取り戻すことができます。10社あれば、そのすべてと交渉し、債務を整理し、返済すべき金額の総額を36回分割で支払うことができそうなら返済し、できなければ自己破産の手続きをするだけです。
▼記者
手数料などの経費はかかるでしょうが、ひとりで悩んでいないで、しかるべきところへ相談に行けば簡単に解決できるわけですね。ありがとうございました。
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