障害者支援施設 アメニティーハウス・エナ

設立と経過アメニティー建設の経過アメニティーの生活

アメニティーハウス・エナ

◆障害を持つ人たちのよりよい生活を考える◆
1.アメニテイーハウス・エナの設立と経過

 私たちは昭和46年より知的な発達が遅れている人たちと関わり、小規模作業所を開設してきました。そうする中、多くの障害や情緒の安定を失った人たちのケアには限界があり、社会福祉法人の施設建設に努カして、昭和61年知的障害者授産施設を開設しました。入所者の多くは自閉的傾向、肢体不自由、視カ障害、言語障害、強度行動障害、精神障害等重複の人たちが多く、積極的に援助を行う中、情緒の安定と個性豊かな人たちへと成長してきました。しかしながら、高齢となり医療的ケアが必要となってくる人も多く、いつまでも健康で生活をしてもらうための援助の必要性に追られてきました。

 施設処遇は単に保護された生活の保障だけでなく、その障害に応じた治療教育と年齢にあった生き方の処遇援助(介助)が必要です。そして、人としての社会の中で生きていくための社会参加がなされていく援助計画が必要であり、いかに発達が遅れていても、障害が重くても、生活をどう営んでいくかであり、人としてどう生きていくかが課題です。このような状況をふまえ、施設は障害を持った人たち、高齢となった人たちが社会生活を送るための拠点とならなければならないと考えます。

アメニティーハウス・エナの使命

発達に障害を持った人たちが、人として生きがいのある生涯を送っていただける援助と、とことん突き合い切る関係を確立することをめざします。

@障害の軽、重、年齢の若、高にかかわらず、すべて同等であること。
A施設は入所者の成長と生きがいの場であり、労働を活動の主体とすること。
B幅広い社会経験を積み重ね、人らしく生きること。
C地域社会にとって必要な施設、人であるため、積極的な社会参加を行うこと。

●将来へのシステムの展望

 この施設は高齢者および重度者、加えて家庭的な援助条件の少ない人たちにお入りいただいています。高齢の人たちについては、人生の最後の時期であり、元気で生きがいの持てる所でなければなりません。肉親の薄くなった縁をできるだけ長続きさせながら、寝たきりにならないよう一番気を使い、自立心と生活の中で自然な形のリハビリを取り入れています。

 この人たちの将来は、今の生活を崩さずに安定した処遇の継続が必要と考えられ、障害を配慮した生活の場です。重度者については障害の重さもさることながら、家庭の対応、社会的な学習などをとっても非常に欠けており、見た目には大変重度と見える場合が多いです。生活の基本に基づいた躾と、多様な社会経験をもとにして、もう一度生産に携わる自立した生活を望みたいと考えます。

 このようなことをかなえるためには、職員のチームワークと運宮の柔軟さや、保護者一般社会の人たちによる今一層の理解と協カが必要です。

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2.アメニティーハウス・エナ -障害を持った人たちのよりよい生活を考える-
A.設置運営の目的
知的障害者福祉法第21条の6による更生施設で、人として生きることは、その人の能力と体力に合わせ、必要な指導、訓練を行うことをめざしています。
B.開所年月日
平成7年4月1日
C.入所者定員 30名  短期入所 2名
D.所長1名・医師(嘱託)1名・事務員1名・指導者10名・看護婦1名・栄養士1名・調理員1名
E.敷地および建物
敷地/2,431u 鉄筋コンクリート作り2階建 延べ面積/999.51u
F.総事業費 275,078,000
事業費内訳
建設費(設計管理費含む) 192,116,000
冷暖房設置費 23,290,000
合併処理槽 16,460,000
スプリンクラー設置費 17,700,000
初度調弁費 7,210,000
造成費 18,302,000
資金内訳
競輪補助金 143,200,000
岐阜県補助金 61,417,000
岐阜県単独補助金 1,796,000
プラスアルファー事業
関係市町村補助金 29,000,000
愛のともしび基金 3,229,000
一般財源 36,436,000
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3.施設建設の経過
昭和46. 9 恵那市の障害児・者を守り育てる会結成
47. 4 恵那市立大井小学校にたんぽぽ学級開設
54. 4 恵那たんぽぽ共同作業所開所
58. 7 法人設立準備会を設置
59.11 観音寺予定地の建設要望書を提出
60. 1 久須見との土地交渉開始(12月予定地変更)
60. 2 建設地確定・国・県へ協議書を提出
60. 6 国の補助内示(8日造成工事着工)
60. 9 大井建設(株)恵那支店工事落札、着工(1O月)
60.12 社会福祉法人たんぽぽ福祉会設立認可
61. 4 恵那たんぽぽ作業所開所
62. 4 養鶏を授産作業として始める
平成 1. 4 中央競馬会助成により食品加工施設開設
1. 9 生活訓練棟開設一般企業への実習開始
2.12 ミ二ホーム開設(入居者3名)
3. 4 グループホーム開設(入居者5名)
4. 2 競輪の助成により地域交流ホーム開設
6. 3 共同募金の助成によりふれあいエ房開設
7. 4 更生施設アメニティーハウス・エナ開所(競輪)
8. 4 木工製品加工場開設(共同募金50周年記念事業)
9. 4 知的障害者施設・地域生活療育支援センター開設
10. 4 通所授産分場モグハウス・エンジェル開店(競輪)
12. 6 モグハウス・エンジェル裏木曽2号店開店
12. 7 恵那たんぽぽディサービスセンター開設(競輪)
13.10 グループホーム裏木曽開設
13. 10 グループホーム桜台開設
14. 3 モグハウス・エンジェル駅前3号店開店
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4.アメニティーハウス・エナの生活
A.指導目標
 アメニティーハウス・エナは「障害を持った人たちのより良い生活を考える」という意味を含んでいて、今までの授産施設の生活の中で個性豊かに成長してきました。しかしながら、高齢による身体的機能の低下や、高齢による医療的配慮の必要な人たちへの適切な援助の必要性と、重度といわれる人たちへの集中的な生活能力を向上する援助の必要性から、障害の特性に合わせ処遇の継続がもっとも大切と考え、指導、援助を行っていきます。
B.指導方針

@生活指導

指導、援助の中心は個別的援助であるため、個の成長が集団の成長につながると考え、指導内容は総合的に計画し、実施していくものとしています。

@生活基盤づくり/フロア担当制を取り入れ、担当職員は信頼の関係づくりに努力する。
A身辺処理能カの向上/自分の意志で生きるための身辺処理能力を見つける援助をする。
B保健衛生の確立/毎日の入浴、手洗い、身体の清潔、病気の予防等保健衛生面の援助をする。
C社会生活適応ルールの援助/帰省時の家族との生活や生きるための思いやりのルールを身に付ける。

A学習指導

@社会生活習慣に関ねる学習(地域へ出かける)を行います。
Aリハビリ的訓練(障害や病状の軽減)や療法を取り入れて行います。
B和太鼓、リズム体操、創作活動など積極的に取り入れます。

B作業指導

障害や年齢を十分配慮した状況を作った上で、豊かな主きがいのある生涯を求め、健康的なリズムを作るために「働く」場を保証します。

@屋内作業/木工作業、陶芸作業、下請け作業(ダンボール組立て、箱詰め作業)木製品製造(ボールペン)作業。
A屋外作業/農耕作業、椎茸作業、養鶏作業

C地域社会参加指導

施設はその地域の一員であり、決して閉鎖的にならないよう、地域住民として地域に同化します。

@四大行事(春まつり、盆踊り、作業所まつり、働く生活の発表会)
A福祉運動会・太鼓演奏活動・道路の缶拾い活動。
B事務連絡会によって、関係機関に施設の運営、施設の援助を知ってもらう。

C.日課
6:30 起床
7:30 体操 朝食 寮の清掃
9:00 朝の会 体操 作業
12:00 昼食 休憩
13:00 作業開始 作業 清掃
15:30 太鼓の練習
16:15 終わりの会
17:15 入浴 洗濯
18:00 夕食
19:00 入浴 洗濯
20:00 ティータイム 自由時間 就寝準備
22:00 就寝
D.年間計画
4 花見
5 春まつり
6 茶摘み
7 海水浴
8 盆踊り
9 運動会
10 ドリームスポーツ大会
11 作業所まつり
12 忘年会
1 新年会
2 一泊旅行
3 生活展 毎月特売日
E.入所手続き
@入所希望者は町村役場、福祉事務所で受け付けています。ご相談ください。
A療育相談は施設で受け付けています。電話で予約して来所ください。
B在宅者短期入所事業も施設で受け付けています。

交通案内
恵那たんぽぽ作業所・アメニティーハウス・エナ・恵那たんぽぽデイサービスセンターアクセス
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