知的障害者授産施設 恵那たんぽぽ作業所

趣旨と経過あらまし建設の経過作業所の生活

たんぽぽ寮

◆ともに働く日々、限りない成長に向けて◆
1.恵那たんぽぽ作業所の趣旨と経過

 どのような重い障害を持っていても、その地域の一員として学び、働き、親なき後もたくましく生活できるようにとの願いを込めて、恵那たんぽぽ作業所は開所しました。会の設立からすでに30年を経過致しました。その甲斐あって自立に向けて確実な歩みを続けています。

 しかしながら、現実は高齢者と重度の、特に自閉的傾向の人たちの入所が相次ぎ、その人たちの施設が必要となり、平成7年、更生施設アメニティーハウス・エナ(生涯のある人たちのよりよい生活を考える)を開所させました。また、一方で、国は、社会福祉基礎構造改革を進め、授産施設の改革にも取り組んでいるところです。その使命は、賃金の上昇に向けた取り組みにより、活発に進めていかざるを得ない状況になってきており、今後新たな授産作業(一般企業並み)の展開が必要となってきています。そして平成10年、通所授産施設桜台分場、モグハウス・エンジェルを開所しました。

恵那たんぽぽ作業所の使命
 当作業所では、各種発達の障害を持った人たちの、人としての生きがいの生涯を送っていただけるような援助(付き合い方)の確立をめざしています。そのために、
@働くことを通じて豊かな生活作りを学習します。
A治療・教育・訓練、及び授産事業発展の方法について学習します。
B地域社会にとって必要な人であり、施設であるために、理解と協力を求めていきます。
●将来のシステム試案

 入所している人たちとのかかわりあいの中から、1人ひとりの発達段階を捉えて、この人たちの社会的自立に向けて、さまざまな生活条件を整えていくに従い、これは一施設ではとてもその要求に応えられず、発達段階に合わせた将来像を描く必要に迫られました。

 当施設を社会的自立への基礎的な指導訓練場及び、最終的な援助、指導機関と位置づけ、施設内にモデル作業場を設置し、段階的に就労指導を行います。

 次に、措置外のグループホーム、高能率分場や福祉工場を設置し、福祉就労の場とします。また一方、必要に応じ、一般就労に向け実習を重ね、生活訓練棟、グループホームでの自立生活へと移行していきたいと考えています。

 このように、1つひとつ実現させながら、入所している人たちが希望の持てるような生活を作っていきたいと考えています。

 私たちは、以上のような施設になるように、毎日の生活を共にしながら、気負うことなくゆっくりと進めていきたいと思っています。きっと行く先々において、新しい発展の芽が出てくると祈りつつ…。

恵那たんぽぽ作業所地域障害者支援システム(幸せなライフサイクルシステム)

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2.恵那たんぽぽ作業所のあらまし
A.建設目的
知的障害者福祉法第21条の7による授産施設として、学齢後の主として知恵遅れの人たちが入所しています。特にこの施設は、地域の実情に合わせた通所と宿泊施設を併せ持ったところであり、職員と共に働きながら一般生活により近い生活を作り出し、社会的自立に向け指導援助することが目的です。
B.開所年月日
昭和61年4月1日
C.入所者定員
145名 「通所115名 寮入所30名(男子15名、女子15名) ショートステイ2名 グループホーム19名(世話人1名)
D
所長 1名
医師(嘱託) 1名
事務員 4名
指導員 28名
栄養士 1名
看護婦 1名
調理員 5名
合計 37名
E.敷地及び建物
敷地 7,333u(2,222坪)
法人所有 4,031u
恵那市所有無償貸与 3,301u
建物/鉄筋コンクリート造り一部2階建 2,164,49u(666坪)
管理作業棟、宿泊棟、生活訓練棟、食品加工施設、地域交流ホーム、ふれあい工房、釜場、木里工舎の8棟からなります。
F.建設費

歳出

建物建設費 19,780万円 設計管理費 450万円 初度調弁 864万円 土地取得費・その他 2,118万円 合計 23,212万円

食品加工施設 1,950万円 地域交流ホーム 5,480万円 ふれあい工房 1,460万円 中央競馬会 1,424万円 競輪補助金 3,619万円 岐阜県 712万円 共同募金会 3,060万円

歳入

国庫補助金(県費含) 13,901万円 恵那郡町村町会助成 300万円 借入金 4,800万円 自己負担金 4,211万円 合計 23,212万円

木工製品加工場 3,497万円 共同募金会 600万円

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3.施設建設の経過
昭和46. 9
恵那市の障害児・者を守り育てる会結成
47. 4 恵那市立大井小学校にたんぽぽ学級開設
54. 4 恵那たんぽぽ共同作業所開所
58. 7 法人設立準備会を設置
59.11 観音寺予定地の建設要望書を提出
60. 1 久須見との土地交渉開始(12月予定地変更)
60. 2 建設地確定・国・県へ協議書を提出
60. 6 国の補助内示(8日造成工事着工)
60. 9 大井建設(株)恵那支店工事落札、着工(1O月)
60.12 社会福祉法人たんぽぽ福祉会設立認可
61. 4 恵那たんぽぽ作業所開所
62. 4 養鶏を授産作業として始める
平成 1. 4 中央競馬会助成により食品加工施設開設
1. 9 生活訓練棟開設一般企業への実習開始
2.12 ミ二ホーム開設(入居者3名)
3. 4 グループホーム開設(入居者5名)
4. 2 競輪の助成により地域交流ホーム開設
6. 3 共同募金の助成によりふれあいエ房開設
7. 4 更生施設アメニティーハウス・エナ開所(競輪)
8. 4 木工製品加工場開設(共同募金50周年記念事業)
9. 4 知的障害者施設・地域主活療育支援センター開設
10. 4 通所授産分場モグハウス・エンジェル開店(競輪)
12. 6 モグハウス・エンジェル裏木曽2号店開店
12. 7 恵那たんぽぽディサービスセンター開設(競輪)
13.10 グループホーム裏木曽開設
13. 10 グループホーム桜台開設
14. 3 モグハウス・エンジェル駅前3号店開店
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4.作業所の生活
A.指導目標
 授産所であるたんぽぽ作業所は、一般社会で自立・自活することか困難な人たちが職員と共に働き、援助されることによって、自立することを目的とし、職員との付き台いをモデルにして、友達間の付き合い方を学習する場として行きます。また、働くことは、人間として生きて行くことそのものであり、働いて賃金をもらう場、そして、生活の広がりと、充実を求めるという最大の教育的援助を行う場として行きます。
B.指導方針
1.生活指導
@担当制をとっています。担当職員は、指導して行うということが先行するのでなく、それ以前の付き合いを深め、情緒の安定を計りつつ、関係を深めることに努力し、精神的不安定や、問題と思われる行動が発生する前に、その変化を察知できるだけのお互いの関係をつくります。
A基本的生活習慣、異性との付き合い、お金の使い方、余暇等基礎的な学習をし、一定段階に達したとき、企業への実習を考え、同時に生活訓練棟へ入り、自活訓練を行って、グループホーム等、自分から進んで社会進出をして行きます。
2.作業指導

入所者の発達段階にあわせた仕事への取り組みの援助と、各作業班が、その特色にあわせた指導力を持ち、効果的に進めるため、労働行動を3段階に分け、各班の持つ教育方を発揮し、労働習慣を身につける方向へ導きます。

3.作業科目
椎茸班 すべて連携作業で遊び的労働から、習慣的労働へ導く。
農耕班 空間的に広いため、安定した習慣的労働を身につける。
養鶏班(養蜂) 判断力を必要とし、安定した習慣的労働から立ち向かう労働へ導く。
食品加工班 清潔さと集中力を身につけ、立ち向かう態度を身につける。
工芸班 身体的障害を持つ人も、生き生きと立ち向かう態度へ導く。
廃品回収
/
直売所実習
社会性を養い、労働へ立ち向かう態度へ導く。
木エ作業班 木製ポールぺン製造。高い技術と集中力を養う。
リサイクル
分別委託作業
恵那市からの委託作業。社会性を養う。一般就労に向けた実習。
たんぽぽの店 野菜・卵・漬け物を売り、社会性をつける。久須見地区にたんぽぽの店、モグハウス・エンジェル店では清掃、清潔、接客及び各部門の技術の習得を行う。
―般企業習慣 就職に向けて、企業への実習と自立生活訓練を行う。
4.生活の流れ
入寮者
6:30 起床
7:30 体操 朝食 寮の清掃
9:00 朝の会 体操 作業
12:00 昼食 休憩
13:00 作業開始 作業 清掃
15:30 太鼓の練習
16:15 終わりの会
17:15 入浴 洗濯
18:00 夕食
19:00 入浴 洗濯
20:00 ティータイム 自由時間 就寝準備
22:00 就寝
通所者
8:30 出所
9:00 朝の会 体操 作業
12:00 昼食 休憩
13:15 作業開始 作業 清掃
15:30 太鼓練習
16:15 終わりの会
16:30 退所
C.年間行事
4月 入所歓迎会 お花見 春まつり
5月 健康診断 保護者総会 缶拾い 山菜取り
6月 歯科検診 お茶つみ 社会見学
7月 七夕まつり 海水浴
8月 夏季休暇 盆踊り大会 富士山太鼓まつり
9月 社会見学 運動会 缶拾い
10月 収穫際 ドリームスポーツ大会
11月 作業所まつり 成人病検診
12月 クリスマス 忘年会 冬期休暇
1月 新年会 成人式
2月 節分 一泊旅行
3月 ひな祭り 働く生活の発表会
D.入所手続き

@入所を希望される方は、居住地の町村役場か、福祉事務所で受け付けていますのでご相談ください。
A住宅知的障害者生活能力訓練事業。
B在宅心身障害児・者療育相談事業。
C在宅障害児・者短期療育事業。

※以上の事業を行っていますので、当作業所へご相談ください。

交通案内
恵那たんぽぽ作業所・アメニティーハウス・エナ・恵那たんぽぽデイサービスセンターアクセス

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